私は神社やお寺が好きです
海や山へ行くことも好きです
目に見えないものや
偶然のように見えるご縁も大切にしています
「だから 注連縄を作っているのですね」
と言われることもあります
もちろんそれもあります
でも 私の想いは少し違います
人が集う場が好き
多くの人数ではなく
同じ想いの人とコアに繋がる方が好き
出来れば少人数がいいけれど
少しずつでもいいから 一人ひとりと話ができるくらいの人数が好き
その中心よりも
それを眺めている方が好きです
昔は、地域の人達が集まり
田植えをし、
収穫をし、祭りの準備をし、
注連縄を綯っていました。
そこには特別な学びの場があったわけではなく
ただ一緒に手を動かし、
話をし、笑い
時には愚痴をこぼしながら過ごしていました
そんな時間の中で、
人と人との繋がりが育まれていたのだと思う
今は便利な時代になりました
SNSで簡単に繋がることができます
遠くにいても 毎日あっているかのような感覚になることさえあります
けれどその一方で
実際に顔を合わせて話す機会は減っているようにも感じます
伝えたいことを伝えることが苦手
相手のことを 表面状だけで捉えて 勝手に想像して落ち込むことすらあります
合わないと伝わらない温度があります
何気ない会話だから ふと弱音をはけることもあります
私は そんな時間が好きです。
そして、そういう集える場が
神社やお寺 そんな場所で
自然が多く 気持ちのいい場所で
もう一度 人が集い みんなで繋がれたらいいなと思っています
もちろん 神社やお寺だけに拘っているわけではありません
以前、高砂のカフェでお客様や関わるみんなと作った注連縄のワークショップ
そこにいたのは 神職の方でもなく
特別な知識を持つ人達でもありません
ただ、なにかに惹かれて集まった人たち。
それぞれの人生を生きている人達
真菰を手にすると会話が生まれ
笑顔が生まれ
足が悪いから 遠くから見学を…と言われた方にも
その場に行き みんなで真菰を綯う。
気づけば みんなの手で 綯うことができました。
その光景が本当に美しく 好きでした。
大注連縄をみんなで作る
みんなの手が必要です
世代も 性別も 関係ありません
子どもがいる人も いない人も
結婚している人も していない人も。
地域との繋がりがある人も
まだその輪に入れていない人も
みんなで手を動かし
ひとつのものを作り上げる
その時間そのものが尊いと感じています
縄を綯うことは
私にとって祈りでもあります
最初はぎこちなくても
なんか知ってる
と DNAに刻まれた 日本人の不思議な感覚が蘇る人もいます
1本では弱い植物も
重なり合うことで強くなる
人も 同じかもしれません
だから私は 大注連縄のワークショップを
これから 本気でやりたいと思っています
真菰という昔からある植物を使って。
技術を伝えたいだけではありません。
文化を残したいだけでもありません
人が集う場所を残したい
一緒に手を動かして 作って
ひとりひとりの個性と繋がりを大切にした
そんな場を 私が動ける限り 今はつつけていきたいと思っています
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