今日は一日だったのですが、うちの周辺のゴミ
拾いをしてしまいました
明日から、どうやら荒れ模様になるらしいので
の融けている間にやってしまいました
またもやすっかり冷えてしまった
今日は冬至
お買い物に行ったら、小豆やかぼちゃが並んでいました
(買ってこなかったケド・・・)
代わりではないケド、クリスマスに作ろうと思っている
材料や旦那ちゃんのお菓子を
さてさて、やっと、村上春樹の「1Q84」2巻目、読み終わりました
コノ間、図書館から連絡があり、金曜日かな
さっそく借りて来て、時間をやりくりして読みました(笑)
今回は2日半かかりました
1巻よりは全然、読みやすかったです
今回の感想は・・・
① 村上春樹にはある構想があるかもしれない
② フーコーの振り子・ダヴィンチ・コード・っぽい
(世界の中心で愛を叫んだケモノっぽいというか)
③ 一貫してカフカやワンダーランドの続き
④ 宗教学に精通してるなぁ
⑤ 文体がさらに簡素化した
という感じでしょうか
驚くぐらい、文体はヘミングウェイっぽいというか
アメリカ文学(まぁその専門家だから)っぽいといえばそうなのですが、
恐ろしく簡素化されたというか、かつ、適切というか、
読みやすいというか、謎が減ったというか・・・
写実的かつ簡素化している文体でした
書き方、ちょっと変わったな~、という印象
読みやすくて良いのですが、何か2巻は物足りなさもありました
後、私が1巻で感じた、時空のゆがみや自分が感じる感覚は
やっぱり、ちょっと合ってました(笑)
やっぱり、アリスなんかも入れてたんですね~
五感は研ぎ澄まされてる感覚は文体に変わりないんです
けどね~(けど、なんだろう
村上春樹っぽくないと言えばそうだし、そうだと言えばそうなんですが・・)
ちょっとあっさりすぎる・・・
2巻目を読むと、ダヴィンチ・コードやフーコーの振り子を
思い出しました
特に、ハーラン・エリスンの
" The Beast that shouted Love at the heart of Love"を思い出しました
これは1968年に、ヒューゴ賞とやらを取った作品なので、
当時は「すごい作品だ」と言われてたようなのですが、
時空を超えて、悪などを掃除するという
内容なんですけど、実はこの作品、数年前に知りました(笑)
実はエヴァンゲリヲンのタイトルになったので、
読んでた作品なんです
今回の2巻はこれに近似しているような気がします
ダヴィンチ・コードに似ているというのはは、やっぱり交わりの部分ですかね
崇高と言われる一部のカルト教団
では、未だにこの交わりを、崇高なるものの儀式
(特にグノーシス系だと思ったのですが)
として残っているのは、ダヴィンチにもかかれていたと
思うのですが、
実はこれ、「スカーレット・レター」(アメリカ文学)
とかイロイロなトコロで出てきます(笑)
つまるカルト団体と言われる密教的儀式には
必ずといって良いほど、この交わる(特に処女性を必要とされる)
という行為を神に近づく行為として行っています
フーコーの振り子にもこれに近いコトが書かれていました(確か・・・)
唯一、村上春樹的根幹を失っていないとしたら
カフカやワンダーランドのような長編小説に通じる
二義性や性と生、偶然に見える必然性といったトコロでしょうか・・・
でも、今回ははっきりとパラレルではないと作品中で
言っているので、ワンダーランド等とは
少し違っているのかもしれないですが・・・・
特に強調しているのは、トリプル主人公と言える
「青豆」と「天吾」そして、「ふかえり」
これは、三身一体というキリスト教の考え方(特にローマ的)
に沿って、この3人をモチーフとした内容で
進んで行っているようです・・・
(book3を読んでみないとわからないですケドね・・・・)
当時の「オウム真理教」をベースとはしているけれど
内容的には、別の団体やコミューン的内容で進む
完全なるSFですね・・・
(外国で翻訳されれば、売れる内容だと思います )
やっぱり、全世界に配布されるという目論見が
あるのかもしれないですね~~~
ノーベル候補と言われてるし・・・
でももっと日本文学的に行って欲しかったな~~~(笑)
というのが2巻の感想でした
ただ、結構サクサク読めたので、私的には
今回も期待は裏切りませんでした
早くbook3を読みたいのですが、何と50人番目くらいらしいので
まだまだですね~~~
明日もステキな日が過ごせますように
みなさまも楽しい休日をお過ごしくださいね