今日は
たり
が覗いてみたり・・・
先ほど、ちょいとお出かけしたら、外はさぶ～～～
そろそろ灯油やのおっちゃんを呼ばないと、
ストックがからんからんです～～～
（ついでに今、
しますた
）
昨日はついついブログをおさぼり・・・・
というのも、映画「ノルウェイの森」を見に行って
またもやその世界をぐるぐる堂々巡り・・・
帰って来てから、昨日にかけて、原作を読み直したり
映画どうだったかな～とか想いだしたり、
自分の中で咀嚼したり内省したりして、
こちらの世界へ戻ってくるのに、またもや時間がかかってしまいました
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映画を見ての感想は・・・・
正直なトコロ、当然のコトながら、「原作を超えるのは無理」
だというコト・・・
どれだけそれに寄り添えたかという点では、
映像は悪くなかった・・・でした
こんな風に撮ったのか～といった感じ・・・
驚いたコトに直子役の菊池凜子さんは、最初
私の中ではないな～と思っていたケド、
そこはハリウッド女優
ありでした・・・・
（この役を若い人が演じるには、ちょっと事務所的に
が出ないかな）
イチバンはまり役だったのは、緑役の水原希子さんかな
ので、緑とワタナベのキス・シーンが、雨降りの中という
設定はちょっと残念・・・
出来れば、原作そのままの火事のシーンでお願いしたかった・・・
（突拍子もない雰囲気と今を生きているって感じがぴったり）
松山ケンイチは、ありかな～と思ってたケド、
イチバンなかった・・・と思う・・・
演じ方というより、脚本なのかなぁ、台詞を言ったはしはしから
浮いちゃう感じが否めませんでした・・・
ただ、若いトキのがむしゃら感はありました
（私の中での感想なので、すみません
むしろ松山ケンイチは私の中でも好きな俳優なのに、
そう思ったのは意外でもあります）
ハツミさんは良かったでした
永沢役の玉山鉄二はある意味ぴったり
そして、映像だけ流し続けて、トキドキ、台詞・・・
他は字幕・・・
という設定の方が良かったと思いマス
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原作に思い入れの強い私的には、ｷｰﾜｰﾄﾞが欠けていて
ディレクターズカットを見た方が良いかな・・・という感じ・・・
多分、２時間枠で押さえようとするとムリなんだよね、きっと
断片、断片は良かったトコロもあるのになぁ・・・・
・冒頭のシーンからすでになかった・・・・
・森の中に井戸がなかった
（あったら初見の人が何あれってなるから入れてないんだろうケド・・・）
・突撃隊はちょっとしか出ていない
（ちょっとダケ出るから意味あるのってなったし）
・食べ物のシーンも、ワタナベが彷徨って途中で出会う漁師の部分が
なかった
・レイコさんとのシーンでは、台詞を変えちゃったから
浄化作用としての意味をなさなくなっちゃった・・・
（レイコさんがキレイすぎた上に、ちょっとしか出てないから、
何コレって知らない人は思うし、知ってる人はこれじゃレイコさんが・・・
ってなったと思う）
・一人暮らしの部屋は一軒家じゃなくて、マンションだったから
これまたイメージとは違った
・緑のお父さんのやりとりも端折られてた・・・
だけど、手を切るシーンとかは入れちゃうから、こんなのあったっけ
とか帰って来て本を読みながら確認して、あったよ、あった
みたいな・・・
ｷｰﾜｰﾄﾞ的な部分が欠けちゃってる感が残念
映像の中でも、良かった点は、若いトキの焦燥感や先の見えない
不透明感、２０歳という年齢を過ぎた今でも、揺さぶられる感情、
喪失感、挫折という点では、やっぱり見て良かったのかなと
ここ２日間で出した結論でした
また、本、読み返しちゃったし・・・
ただ、あの頃に引き戻されるような（見終わって）刹那いキモチと
深いノルゥエイの森に入り込んだ感覚は、今、感想を書いていても
泣きたくなります
（映画見ては泣いてませんケド）
無名の新人で、２０歳そこそこの人で、
もうちょっと描写を抑えて、心理描写や設定を細かくしたら
もっと良い感じになったな～～
（じゃ、お前撮れよってなるんだろうケド・・・）
原作知らない人にとっては、これを見て、入っていけば
きっとすんなり入れるし、知ってる人は、確認が出来て
きっと良いんじゃないかな
（断片の映像を思い出して、読み返せるから・・・）
賛否両論だと思います
そして見た方が良いかどうかもわかりません
良くも悪くもインパクトはあります
「鳴呼、こんな解釈だったんだなぁ」
「海外の人にならうけるかも」
かな・・・
ちなみに、一緒に見に行った旦那ちゃんは、
「途中で寝ちゃった」そうです
（春樹好きなんですケドね・・・・）
さてさて、今日も暗くなって来ちゃいました
ゴハン支度でも、取り掛かります・・・