十二指腸乳頭部癌で膵頭十二指腸切除の手術をしてから10ヶ月後に肝臓への転移が分かりました。

当初は肝臓に転移していると言うことは、目に見えない無数の癌が体中にあると考えられるので、治るための治療は無いと言われました。

延命の為に抗がん剤治療をしていましたが、3ヶ月で効果が無ければ終わると言われていた抗がん剤も癌が大きくなっていないので効果があるとされました。

途中から免疫チェックポイント阻害薬が使えるようになり、癌が小さくなりました。

他に癌が確認されないのでオリゴメタシス(少数)転移との考えで、手術をすることになりました。

2月20日に手術をして、3週間程で退院する予定でしたが、胆汁漏という合併症になり、入院生活が長くなりました。

胆汁漏の治療をしている間に他に転移をしてしまうこともあるそうです。


最近はドレーンを徐々に抜いていけるように、細いのに交換したり、少しずつずらしたり、今朝は胆汁をためるバッグが外れました。ドレーンはどうやらお腹の辺りで短く切って、出てきた胆汁はガーゼで対処するようです。

このまま熱が出たりしなければ、来週の退院も見えてくるそうです。

今迄も何度も高熱を出し、治療が進まなかったりしましたが、毎日のようにドレーンを動かして炎症を起こさないようにするなんて、自分では頑張りようが無いので熱が出ないでと祈る日々です。

後から入院してきた人たちが手術をして退院していく中で、正直焦りはありますが、本来怠け者なので、ゴロゴロして出てきたご飯を食べるのは楽ですね😅

でも、早く家に帰りたいです。

一昨日手術で個室に移った人が、私と一緒だとポジティブになれそうなので、また同じ部屋になりたいと言ってくれたので、それを待って退院出来たらいいなと思います。