今日午後、イシハラ都政を相手とした築地移転に関する裁判公判がです。

原告団事務局のご案内を送付します。
ぜひ、一人でも多くの方の傍聴をよろしくお願いします!!

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【転送歓迎】築地移転問題の裁判です。傍聴をお願いします。

皆様

都知事選挙の争点であった筈の築地移転問題ですが、大地震によって起こった様々な問題に、かき消される様に石原都知事が再選されました。又、同日行われた都議会議員選挙によって、移転問題の情勢も厳しいものとなっています。しかしながら、移転は一層厳しくなっていることも事実です。大地震により、豊洲の予定地は大規模に液状化しました。新聞やTVでも取り上げられましたので、既に多くの人の知る所となっています。石原都知事も選挙前の記者会見で「液状化の調査はします。」と約束せざるを得ませんでした。

豊洲の予定地はN値が0から10、有楽町層深く続く超軟弱な地盤です。深いところで-42mにも及び、液状化の激しかった浦安舞浜の柱状図に酷似しています。都の液状化対策は、問題の軟弱な有楽町層の上で止めてしまうという、最初から欠陥だらけの計画です。  予定地の液状化により、残置された汚染が地表に噴きあがるという問題が、現実のものとなることを確信した人は多いと思います。残置される汚染は、都が確信的に残す、ヒ素、鉛、ベンゾ(a)ピレンを始め、調査漏れによる大量のベンゼンやシアン化合物などです。災害時、3日以内に備蓄した食糧を供給する基地が中央卸売市場です。首都圏の生命線となるべき施設が、液状化で大混乱する様は目に見えています。

以上の様に安全性に一層不安を持った人が増えたこと、市場関係者や消費者が納得していないことの二点が東京都が移転を進めるのに最大の壁となっています。市場開設の認可をする側の農水省もこの点を注目し、東京都に厳しい見方をし始めました
 
築地移転問題を巡る東京都との主な論戦の場が「裁判」へと移ってきました。裁判を移転反対の「最後の砦」と私たちは考えます。
ぜひ傍聴をお願いします。


 裁判1  「コアサンプル廃棄差し止め訴訟」
次回公判  4月21日(木)13時10分~ 東京地裁610号法廷

 裁判2  「豊洲市場用地購入公金支出金返還訴訟」「予算執行差し止め訴訟[初公判]」2つの訴訟が合体で審議されます。

次回公判  4月27日(水)16時15分~ 東京地裁522号法廷。

  各裁判は30分前に1階ロビー集合、裁判後は報告集会が開かれます。

                       原告団事務局

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移転先とされる、東京ガス豊洲工場跡地の液状化。この後、速攻ブルーシートで隠されました。

Like a rolling bean (new) 出来事録-1103豊洲新市場液状化_1

この液状化の実情を見学したいと申し出た、築地鮮魚仲卸の東卸組合に対して、移転推進理事だけに現場を視察させて、反対する理事の申し出を東京都は却下しました。

しかも、都はこれを液状化ではないと強弁しています。
しかし、江東区のウェブサイトでは、豊洲6丁目で液状化が見られたと発表しています。
http://www.city.koto.lg.jp/seikatsu/bosai/58976/58570.html

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