同じ画像を出していますが、新たなエントリーです。

豊洲新市場予定地の液状化の様子、とても重要なので今回も1枚再掲します。
液状化判定が「平成18年地盤解析報告書」(東京都発注)で出ているにも関わらず、ここ液状化は非常に限定的だと主張して、今回も今発売中のサンデー毎日によれば「噴霧だ」と表明しているそうですが、対策をしなかったらやはり全面的にこの状況です。地割れもあったとのこと。
追加するとした液状化の対策費用は、40ha全体を見れば、数百億円で収まらないでしょう。

2つ前の前のエントリーでは、移転に反対する築地東卸組合の理事の見学申し出をも都は却下し、関係者はその実態をまとめてメディアに送りもしましたが、重要な事態が多かったためか、ベタ記事にもなりませんでした。

そもそも、東京ガス豊洲工場跡地は、他の豊洲地区とも異なり(たびたびブログには書いているのでしつこいですが)、戦後に東京湾河口の浚渫土(ヘドロ)を撒いて作った人工島で状況が異なるのに、これを「安全だから対策はもともと必要ない」と東京都が主張したのだから、本当にその評価能力が問われる酷い話です。

Like a rolling bean (new) 出来事録-1103豊洲新市場液状化_1


さらに、これももう一度画像を。

イシハラ都知事の名前で、なぜか私的な組合の理事長選に向けて震災当日の日付で、命令するかのような怪文書?が送られてきました。9割以上の移転反対を靴の裏で潰して前に進むものです。

※これは客観的事実の提示です。

Like a rolling bean (new) 出来事録-なんと3月11日付け

さらに、この事態を受けて、築地東卸組合の監事の文書がありました。

ちょっと大きさが小さく、読みにくいかもしれませんがご容赦ください。

組合員各位
平成23年4月5日
「臨時総代会開催の経緯に関するご報告」
東京魚市場協同組合監事 町山順一

Like a rolling bean (new) 出来事録-臨時総代会開催の経緯1ページめ

大震災を受けて1ヶ月の「休戦」のはずでした。また、総会開催の署名は343名まで増えていました。

Like a rolling bean (new) 出来事録-臨時総代会開催の経緯2ページめ

また、この最後の、イシハラ都政と協調するかのようにして移転を推進してきた伊藤理事長(暫定)が震災のさなか、「飛鳥Ⅱ」で世界一周旅行という点も大いに気になりますね。

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