報道やネットを監督する総務相が国家公安委員長兼任という国（kimeraさんブログ閉鎖に際して）

今年の築地移転反対デモのお知らせを宣伝します。もうすぐチラシができますのでお待ちください！！

築地があふれた！！2009 壊すな築地　６．２７　東京大行進II

http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10272437232.html

2009/6/27（土）

　11:30に築地市場正門前集合、12:30スタート（雨天決行です）

今日もトップは豊洲新市場予定地の液状化実態から始めます（出所を示していただければ画像の転載大歓迎です）。

到底現代の技術では処理しきれない（「新技術」では実績がない）、深く広く沈んだ「日本最大級の汚染」は、こうした泥土の中から液状化によって吹き上がります。

というか、液状化しなくとも、地下から海水や地表にも染み出してきます。

そもそも浚渫土で埋め立てたこんな土地に商売人が行くことを嫌がることは、お東京都様は織り込み済みです。

サンプル採取でおかしな調整作業をしています。採取時の先端にたまったスライム＝ヘドロを収めているということですが、液状化して広がったサンプルを短くカットしているのだからまったく無意味です。

しかも素手で触っちゃいけませんね！

（専門家会議でも作業者の健康被害を憂慮していました。接触するだけで危険な高濃度ベンゾ(a)ピレンなどがあるというのに・・・）。

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熱心な情報配信で活躍されていて、また、わたしのブログも転載してくださるなど、とてもお世話になっていたkimeraさんのブログimera25がgooによって閉鎖されたことに驚きました。

kimera99

『kimera25は閉鎖されました。』
http://kimera25.justblog.jp/kimera99/2009/06/kimera25ha.html

最初トラックバックをいただいたときから、気になりながらエントリーでご紹介する時間も取れなかったのは、お世話になりながら本当に申し訳ないのですが、ごくごく一般的に言って、これは「権力側が断末魔的な状態にあればこその事態」（※）のようにも思えてなりません。

（※）そのサンプルとして、

2009-05-15
「官僚が民主党復活を怖がる６つの理由」）（5/13東京新聞）・CPJによる「ブログ弾圧国家」
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10260612047.html

から、ブロガー弾圧国家の基準を引用します：

”10 Worst Countries to be a Blogger”
http://cpj.org/reports/2009/04/10-worst-countries-to-be-a-blogger.php

METHODOLOGY

In consultation with Internet experts, CPJ developed eight questions to assess blogging conditions worldwide. The questions:

* Does a country jail bloggers?
* Do bloggers face harassment, cyber-attacks, threats, assaults, or other reprisals?
* Do bloggers self-censor to protect themselves?
* Does the government limit connectivity or restrict access to the Internet?
* Are bloggers required to register with the government or an ISP and give a verifiable name and address before blogging?
* Does a country have regulations or laws that can be used to censor bloggers?
* Does the government monitor citizens who use the Internet?
* Does the government use filtering technology to block or censor the Internet?

kimeraさん、ともあれ今後ともよろしくお願いします！

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わたしが昨日からの動向で個人的に気になる点は、いくつかメモしておきます。

ネットに関する許認可と監督権を持つのは総務省ですが、日本郵政の西川社長退任を求めて更迭された鳩山総務相の後任に、与党は佐藤勉・国家公安委員長をあてました。

鳩山総務相を更迭、後任は佐藤国家公安委員長兼務
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090612-OYT1T00877.htm

以下は、鳩山氏と佐藤氏の比較問題をうんぬんするのではなく、客観的な事実関係をメモするものです。

強調は引用者によります。

(1)総務省の業務

Wikipedia　総務省　より

業務

* 国家行政組織の制度及び国の行政機関に関する行政評価
* 国家公務員制度及び恩給
* 都道府県・市町村などの地方自治制度
* 地方税、地方交付税などの地方財政制度
* 市町村合併、地方公務員の定員・給与の適正化などの地方行革
* 電子政府、電子自治体の推進
* 統計制度の企画立案、各種統計（国勢調査など）の実施
* 国政選挙、地方選挙等の選挙制度
* 政治資金制度、政党助成制度
* 消防行政
* 郵便・信書便関係の監督及び郵政事業の民営化の実施
* 情報通信政策全般に関わる国際的な戦略立案
* 電波・周波数割当、放送事業及びインターネットサービスプロバイダー等の電気通信事業の監督等
* 情報コンテンツの流通及び利用等に関する企画立案及び振興

(2)ネットの監督権を掌握する佐藤氏の言説

国家公安委員長たる佐藤勉氏の言説には、たとえば以下の下野新聞の記事の内容があります。

下野新聞
佐藤国家公安委員長　漆間発言に理解示す
(3月11日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/journal/politics/national/news/20090311/122399

　佐藤勉国家公安委員長は十日の定例会見で、西松建設の違法献金事件に絡み、漆間巌官房副長官が報道陣に対して「自民党に波及する可能性はない」と発言したとされる問題について「警察の情報を持ってではなく、自身の経験で述べたと答弁している」と理解を示した。

　佐藤氏は漆間氏について「警察庁長官をされていた人なので（捜査の）事情はすべて把握している」と評し、そうした経験に基づく考えを述べたにすぎないとの認識を示す一方で「誤解を引き起こしたという意味では発言は慎重にすべき」と注文をつけた。

　「政治とカネ」をめぐる問題が相次いでいることに関して、報道陣から所感を問われると「皆さんにディスクローズ（公開）できない政治資金はいい話ではない。これからいろいろと関連していくだろうし、その点では見守っていきたい」と述べた。

下記の西松問題に関するThe Journalの記事のコメント欄もご参照ください。

The Journal
やっぱり国策捜査？漆間巌官房副長官が捜査情報を暴露
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2009/03/post_223.html

(番外付記）

ええと、それと、きっと思い過ごしなのでしょうけれど、2016年のオリンピック・パラリンピック招致委員会との協定を早々に結んだこの大学の副理事長かつ建学者末裔が、あの世耕議員であることも、なんとなく、「ものを知らないただの市民」としては、心にひっかかります。

http://www.tokyo2016.or.jp/jp/news/2009/06/post_199.html

関連するWikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E4%B8%96%E8%80%95

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英文解説へのリンク↓です。