コメントとTBをいただきありがとうございます。

(こちらからのTBがうまく飛んでいないようです。また改めてお送りします)

重要なことを数多くお知らせいただき、そのうち2つをここに記します。


ヤメ記者弁護士さん のエントリーより:

9月19日の駆け付け警護発言に関する「文民統制無視発言」抗議集会の副題募集中!


divertimento のkazunoriさんよりご紹介いただいたGreenpeaceのこちら(環境相宛メッセージ):

「この環境アセスメント書は無効です」を世界から那覇へ -1万人のメッセージで救う沖縄の絶滅危惧種ジュゴン

時間がまったくなく情報に疎いので、こちらにご訪問いただいている方はすでにお読みになっているかもと思いますが、先ほど拝読した森田実さんの9/13付のコラムより、アベ政権が臨時国会で挑もうとしてきた「平和の完膚なき破壊への挑戦」とも言える、5つの項目について引用させていただきます。


政局報道などという自民党CMに流されたり気分が悪くなる前に、コイズミ、アベが何を残していったかを思い出すために。

そして、今は腰を低くしている両総裁候補の加担してきた悪事を思い出すためにも。

(強調は引用者によります)

2007.9.13(その3) 森田実の言わねばならぬ[553]

平和・自立・調和の日本をつくるために【373】
開き直って暴走し始めていた安倍首相の惨めな挫折――新政権は、安倍首相の政治路線と絶縁せよ。それができない場合は、参議院は国政調査権を発動して新政権を監視するとともに、「インド洋給油疑惑」を徹底追及すべきである

「無理した立派さほど醜いものはない」(高村光太郎『美しい生活』、昭和26年)


 安倍首相はついに政権を放り投げてしまった。その寸前まで安倍首相は、開き直って暴走し始めていた。その結果、臨時国会の構図がはっきりしかけていた。過ぎつつあることではあるが、安倍首相の後継者が、安倍首相と同じことをやる危険性があるので、整理しておく。
 第一。自公連立政権は、去る7月29日の参院選で示された国民の意思を無視し、2年前の「郵政選挙」で得た衆院3分の2の力ですべてを押し切ろうとする方向へ動き始めていた。
 第二。根拠とするのは憲法第59条2項「衆議院で可決し、参議院でこれと異なつた議決をした法律案は、衆議院で出席議員の三分の二以上の多数で再び可決したときは、法律となる」。自公連立政権はこれを使ってテロ特措新法の成立に向かって動き始めていた。参議院を無視する方向である。
 第三。テロ特措法の延長ではなく、テロ特措新法を新たに制定する方向に向かっていた
 第四。新法には「国会承認」は「事前」も「事後」も入れない方向をとった。これは、参議院で否決されるのが確実な状況であり、これを避けるためである。これは、国民無視、国会無視である。
 第五。この、無理というより無茶を通すために、安倍首相はAPECでブッシュ戦争大統領と会って、自作自演の「国際公約」なるものをでっち上げ、アメリカ政府の協力を得て、新法を通そうと企てた。安倍自公連立政権は独立自尊の精神を完全に喪失し、ただただブッシュ戦争大統領にすがりつこうとしていた。その上、自公連立与党の幹部たちは「アメリカを怒らせたら大変だ、大変だ」と大騒ぎを始めた
 日本の平和を守り、民主政治を守るためには、こうした自公連立政権の暴走を阻止しなければならない。
 このために有効な方法がある。国政調査権を発動することである。
 とくに「イラク給油」には大きな疑惑が出てきている。テロ特措法の趣旨を逸脱して、イラク作戦に向かう米艦船に給油した疑いがある。
 これは徹底的に追及しなければならない。
 民主党の断固たる決意と徹底的な自公連立政権への追及を強く要請する。
 安倍政権のエピゴーネン政権が登場するようなら、戦いを強めなければならない。

これらは絶対に忘れてはならないことです。


教育基本法、国民投票法、経団連ミタライビジョンとのまったく美しくもなんともない連携に続き、これら5つの方策で国民の意思と参議院の存在と、ひいては国会審議すら無視して強行しようとすることは、まず戦争の地盤固めをしたうえで、さあ戦争をしようという流れに他なりません。


森田さんが別のコラムでも仰っているように、次の総理はコイズミ・アベ路線に全てに賛成しているわけではありませんが、「同じことをする可能性」が多いにあることを、注意喚起をお願いします。


ところで、アベを見限って辛辣な発言をして、「再評価」を狙っていたようでもあるタハラ氏(当然、認めていません)は、サンプロで2人の総裁候補に向かって、


「そうか、国際社会に貢献して国益を守るか、そんなの嫌だという国民のいいなりになってしまうか、どちらを選ぶかなんですね、テロ特措法は」


といった趣旨の暴言を吐いていました。


ともかく自民とその周辺は7.29の審判をもみ消すために躍起になっています。

そして、アベ総理の入院延長で、国会の完全なる空転が挑まれています。


UNPLUG KASHIWAZAKI-KARIWA

引き続き、柏崎刈羽原発停止への署名をお願いいたします。


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