mariは子供の頃の方が喜怒哀楽が激しかった。
良く怒ったし良く泣いたし良く笑った。


あるとき幼いmariは思ったの

『おしつけがましい』って
他人に自分の感情をさらけ出してぶつけるなんて一番おしつけがましいしダサイ。お前はそれで何がしたいんだって


それからmariは自分の殻に閉じこもるようになった。いわゆる鬱ってやつ。
ただひたすら鬱になって暗くなる。
今は自分が怒ってるのか悲しいのか虚しいのかそれさえもわからない。
ただただ感情は闇をさまよい
心は確実に死んでいく






学生の頃 I先生のことが大嫌いだった。いつも自分の感情を剥き出しにしてそれをなんの躊躇もなくぶつけてくる。本気で鬱陶しかったしなんておしつけがましい人間なんだろうって思った。でも うらやましかった。あそこまで怒れることが。あそこまで泣けることが。mariが生きてきた中で最も感情的な人だったから。