七夕の国について

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この漫画を読んだことのない人は見ても分からんと思いますあせる




寄生獣で一世風靡した岩明均の作品で、ジャンルで言うとサスペンス?になるかと思う。
(正直、僕は寄生獣より七夕の国の方が好きです)



この漫画の一番の見どころは間違いなくラストページだ。


幸子が最後に言ったセリフ。「ようこそ」このセリフで岩明均が天才だと僕は確信した。


このラストページは幸子を織り姫、南丸を彦星に例えたもので、
幸子はただ単に南丸に対して「ようこそ」と言ったのではないのだ。


幸子が「ようこそ」といったのは、窓の外から迎えにきてくれた希望に対して「ようこそ」と言ったのだ。


一度、死さえ考えた幸子がこの世界に希望を持って生きていこうと決めた、というこのラスト。

鳥肌ものでした。


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