君の香が時々僕の心を揺らがせる

それは君が居なくなった今も同じで


「貴方は言葉を操るのが上手いから、だから私は

気持ちが見えなくなるよ」

そう言ってベッドの上で笑っていた君の瞳を


どうしようもなく寂しい夜に

一人知らない夜の彷徨うように

君の背中を人込みの中に探すんだ

もう戻る事のない二人の面影を探して


耐え忍ぶのは君も僕もなれてたけれど

繋がっていた二人の時間が離れて

君と僕の心と体が二つに割れて

それも堪えたね今がそうなのかな?


二人が見てきた街の景色は今も変わらないのに

君と僕の心の景色は色あせてたんだね

それが今更身に染みるなんて

それが今更胸の奥を締め付けるなんて

さすがの僕も思わなかったよ


君が着けてた香水の匂いに

まだ惑わされるのは

本当の僕の弱さなんだね