高齢者となった今は数年前から敬老パスを利用しています。
1年間5千円を払えば、年間で720回乗り降りができます。以前は結構使っていたのですが、夜の仕事が増えたため自家用車で通勤です。それでも元は取れていますので次の更新も済ませました。
今回は長崎市の交通助成制度が近いうちに財源枯渇になるというニュースです。老人向けの行政サービスは何かと批判されますね。この記事の若者の意見で「税金を安くしてほしい」というものがあります。結局、若者世代に重い負担がかかるのは高齢者へのサービス偏重が原因と考えている人が多いということです。
高齢者は2か月に一度の年金支給がありますが、ほとんど年金だけでは生活できませんね。でも、高齢者が待ちに出かけたり、買い物に出かけたりするには公共交通が欠かせません。もし、高齢者向けの交通費助成金がなくなれば、記事にあるようなカラオケにいく機会は減るでしょうね。
高齢者は年金を貯めるなんてことはできません。必ず使ってしまうのです。どこで使うか、それは自分の住んでいる街で使います。そのお金が地域で廻っていきます。年金の額はバカにできません。お金がが廻ることは地域に貢献しているということです。
そういうことを考えると、長崎市の高齢者向け交通助成金の廃止あるいは減額は地域に少なからず影響はあるでしょうね。年寄りにサービスしすぎと若い世代は思うかもしれませんが、高齢者が外出するということは健康にもいいことですし、私の経験から言っても、ボケる暇が無くなり、健康に、他人に迷惑をかける確率、病気になる確率も低くなり、医療費減少に役立つのではないでしょうか。財源が何とかなればいいですね。




