切開後、縫った患部へガーゼを詰め込み、肛門全体にもガーゼを当てられて、私の肛門は完全に塞がれました。
先生は
当ててるガーゼは止血後は外しても構わないが切開部の詰めてあるガーゼは自然と取れてくるまで、故意に外さないで下さい。
傷が塞がる間、血が出ますのでパッドを買っておいて下さい。と
立て続けに
ご結婚はされていますか?
していません。
家族に女性の方はいますか?
母と姉がいますが、別居です。
そしたら彼女は?
いません。
・・・
根掘り葉掘り聞かれ、答えていく度に何だか恥ずかしくなってきました。
要は女性用のナプキンが良いらしく、買ってくれる人が周りにいないか確認していたみたいです。
女性の先生の気遣いではありましたが、逆に私は肛門だけでなく心も傷付けられました…
帰宅途中、便意をもよおしてコンビニで大便する事に。
恐る恐るウォシュレットを使用し軽くお尻を拭くと詰め込んだガーゼが早速外れるという悲劇が…
実家が自営業で水道工事をしている私は気付いた以上はどうしてもトイレにガーゼを流すことが出来ない。
周りの三角コーナーを確認し便が居座る洋式トイレの中に素手で手を突っ込む。
何とかガーゼを救助し事を終えました。
コンビニを後にし、近所のドラッグストアに寄ると男性の店長さんがいるのを確認。
恥を忍んでナプキンはどこにありますか?と尋ね案内されると、早速購入。
30過ぎの1人暮らしのオッサンが、端からみればただの変態だよな…と思いながら。
それから、ナプキン生活開始。
ナプキン初体験の私はボクサーパンツにナプキンを貼るがうまく患部に収まらない。
また、就寝前と起床後の自分で鏡を見ながら座薬を打つ間抜けな姿は非常に切なくなってくる。真剣にパートナーが欲しいと思いました。
しかしながら4日目に入るとナプキンも座薬も自然とポジションに収まる様になりました。
次回へ続く…