九州その2 高千穂 | ガランリンの脇台詞 *わきぜりふ*

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伽藍琳(ガランリン)のブログ

さて。ちょっとばかし日にちが経ってしまいましたが、

8月28日。三日目です。
高千穂で泊まった宿は、お食事、お部屋、お風呂、おもてなし、すべてがperfect! ぜひまたここに泊まりたい、ここに泊まるために高千穂をまた訪れたい、と思いました。「神仙」という旅館です。気になるかたはググってみてね^^

朝ご飯なのに通常の私の夜ご飯より品数いっぱいの、豪華な朝食を頂いてから、午前中早めにチェックアウトして、前の晩行った高千穂峡へ。

夜ライトアップされた高千穂峡と、太陽の下で見る高千穂峡は趣もグッと変わって、、、。私はやはり、自然の光の中で見る高千穂の方がイイなぁ!それはそれは神秘的でした。

 
真名井の滝。
あらゆるものが浄化される気がする。一日中、ここでボーっとしていたいと思いました。
この画像は今、my iPhoneの待受け画面になってます。(なななんと、待受けにしたその日に、新たな出逢いのお仕事の話を一つ戴きました!パワースポット効果だ!?)

神々が降りてきた"天孫降臨"の地として知られる高千穂は、「すべてがここから生まれる」という意味で、それまでの不運な人生をリセット=生まれ変わる ために訪れる、一人旅の、特に女性が多いんですよー。と、前の晩、タクシーの運転手さんが私をチラ見(!)しながら言ってました。

そりゃ私も、プチ不運なことは沢山あったよ、でも全部リセットしたいとは思わない。でも、生活していくうちに身についてしまった垢みたいなもの、邪念や、不運だと思ってしまう考え方そのものは、大いに取り払って、りセットしたいぞ!と、朝の光の中で、美しいこの峡谷を眺めながら、思いました。
人間って、本気で生まれ変わりたいって思ったら、きっと何度でも生まれ変われる。と信じさせてくれる、そんなパワーが、確かにここにあると思いました。

反対側から見た真名井の滝。


この美しい景色は、約12万年前と9万年前に噴火した阿蘇の火砕流が流れてきて固まり、長い時間をかけて浸食されて形成されたものだそうです。それだけでもうすごい神秘。

父母をお休み処へ残して、私一人で上流の方へ。

岩肌は自然が作ったアートそのもの!


だんだん川幅が狭くなっていきます。

 
新旧3つの橋を臨める場所。上の2つは現代の鉄骨の橋、下の1つが石橋。
 

 
父母が待ちくたびれてしまうので、ここまでで引き返しました。紅葉の時期はまたとっても綺麗なのでしょうが、緑の高千穂峡も本当に素敵でした!

車ですぐの、前の晩神楽を観た高千穂神社へ行き、本殿にお参り。
第11代垂仁天皇の時代に創建されたというこの神社は、かつて高千穂に存在した八十八社の総杜で、厄祓・縁結びの神として知られているそうです。
夫婦、恋人同士で行くかたは、「夫婦杉」も要チェックですよ^^

次は車で10分ちょっとの天岩戸神社へ。  
この神社から山道を進んでいくと、実際の「天岩戸」(と言われている場所)まで行けるそうです。今回はそこまで足を運ばなかったのですが、ここもまたぜひ来たいなぁ!

天岩戸神社の神楽殿。屋外での夜神楽も観てみたいですね。    
 

 
天岩戸神社でおみくじを。
すべてが今の私にピタッとはまり、ズバッと言い当てたお告げに、かなりドキッ。最後の一句、「かならず成果があがる」を信じて、がんばることにしよう…!!

 


またまた車で10分位戻って、荒立神社へ。私が一番気になっていた神社は実はここでした^^
高千穂神社や天岩戸神社とは違って、周りに土産物屋などない、民家のはずれの杜の中にポツンと立っている素朴な神社。


天照大神が隠れた天岩戸の前で、面白おかしく舞ったとされる女神「天鈿女命」を祀った神社。この時の踊りが神楽の起源で、よって天鈿女命は、歌や舞、芸能の神として有名だそうです。

色々お祈りしてきました。芸能の御守(左)も戴いて。

 
幸せむすび守(右)は高千穂神社の御守で、良縁に恵まれる(important!!)という意味だけじゃなく、広い意味で、「良い出逢いがありますように」という祈願がされている御守だそうです^^ どんだけ神頼みなんじゃいf(^_^;)

高千穂を後にして、父が就職してすぐの時に何度か出張で来たという、かつての鉱山町・日之影町へ。
今回の旅は、お墓参りが第一目的でしたが、第二の目的は、父が20代の頃訪れた懐かしい街並みを再び!というもので、移動の車の中や散策中に、父の若き日の話を沢山聞くことができました。