カルナック神殿にはオペリスクがあります。

以前はたくさんあったようですが、

外交の贈り物としてせっせと諸外国にあげた。

その結果としてエジプト以外では

ローマが一番オベリスクがたっている、という事実。

オベリスクはワシントンにもパリにもあります。

当時どうやって運んだのか、

そもそも建設時はどうやってこの長いものをたてたのかという疑問。

傾斜路つかっておしりからひっぱりあげて

なんて図を夢中になってみていた記憶があります。

オベリスクはピラミッド時代にはありません。

新王国時代に多数建築。

これには石の切り出し道具その他の発達もあったそうです。興味深い。

ちなみにピラミッドは銅の鋸等で石の切り出しをしているそうです。

鉄ではありません。

オベリスクを傾斜路でひっぱりあげたあと、

ひっぱってきた綱をきって砂をだして台座にむかって滑り落とすわけですが

そのままずるずる落とすとうまく台座にすわらない可能性が大。

そのため、台座の一部を削り

そこにひっかけて立ち上げたそうです。

そのひっかけた台座の削り跡。

ここにひっかけたのか、とこれまたしみじみと眺めました。

大きいものはいいことだ、

列柱大好きです。

ずっと見ていたいくらい。

次に行ったときはもっとじっくりと見てみたいです。

この日は前日の閘門通過が遅れまくった影響で

2日分の観光を1日でやっている都合上

このあたりから結構つかれてきています。

遺跡の見方がなおざりになっているなと自分でも感じていました。

いたしかたなし。

多分興味が少ない遺跡ならもういいです宣言したかもしれません。

学生時代から行きたくって念願かなったエジプト。

興味の方がまさり次のルクソール神殿へむかいました。