王家の谷の一つとなり、王妃の谷。

ここにエジプトで一番華麗なお墓、といわれる

ネフェルタリのお墓があります。

もうひとつ、エジプトで一番高い入場料をとることでも有名(笑)

王妃の谷の石灰岩は質があまりよくなく、

そこに彫刻やら絵やらで飾る必要上かなり分厚く下地を塗った、

厚くしたためその下地が石灰岩から浮いた、はがれた。

その修復が大変だった、

あたりはよく知られている話です。

ネフェルとは美しいという意味の古代エジプト語。

ネフェルティティとは別人です。

ネフェルタリはラムセス二世の奥様、

ネフェルティティはツタンカーメンの義理の母。

壁画は通常照明でもこれだけの華麗さ。

目を奪われてしまいます。

ちなみに一人10分という時間制限つき。

それほど厳密に守られてはいないようですが。

あくまでエジプトタイムで10分。

雑誌等掲載用写真は特別の許可のもと、大型照明が入るとのこと。

照明をあてすぎると色が退化する、

人間をいっぱい入れるとこれまた色の退化原因。

ということで人数制限しているということですが。

これに関しては本当に人数制限してるの?くらいの

入場者がいるときもあるようです。

これまたエジプトルール。

私たちも入口で時間を確認して

せっせと写真をとり、感動して、うっとりみとれ

効率よくせっせと歩き回りました。

あらかじめ墓の見どころやらを頭にいれておいて大正解でした。

人が入ると湿気が入り込む、

その湿気を抜くために唐突に墓が閉められることもエジプトあるある。

ということもうかがいました。

高い料金を出す価値あり、のお墓。

2023年一斉に各遺跡の入場料やらが気持ちよく値上げしたエジプト。

ついでにじゃないですが、列車料金も外国人料金を新設してめいっぱい値上げ。

まあエジプトの夜行列車の評判は最低なので、

今現在日本人の団体ツアーで利用しているところはほとんどないそうです。

寝台列車ではなく、しんどい列車とのこと。

昼間の特急やら急行あたりならマシらしいです。

遺跡の保護修復には大金がかかります。

まあ寄付のつもりで支払いました。

ここはルクソールに行ったとき再訪したいお墓。

何度見ても多分感動すること必須。

もっと事前に下調べしてからいくぞ、です。

それなりに勉強していったつもりなのですが、

全然たりなかったです。

お墓や遺跡での写真撮影は2023~24シーズンではフリーでした。

大型カメラやビデオは持参していませんので不明。

少なくともスマホ撮影は全く問題なし。

ルールは守ることにしています。

以前は別料金だったそうです。