朝7時30分、クルーズ船を出発。

まずは車で船着き場へ。

たくさんの船がもやっていてガイドのわっちゃん

大喜び。混雑はじめると収拾がつかないそうです。

昨日アブシンベル神殿の売店で買った帽子をかぶり

ごきげんなおとーちゃん。

国籍不明。

何人なんだか(笑)

上陸のための船着き場には数艘の船のみ。

がらがらで見学開始。

猫さんがお出迎え。

猫の多い神殿だそうです。

 

ユネスコ世界遺産。

アスワンハイダム建設により水没予定となり

ユネスコの救済事業により移築されました。

もともとあった場所はすでに水のなか。

数本のはしらが島があったあとをしめしていました。

塔門、左側。

パイロンという英語のほうがなじみがあります。

入口右側の縦長の溝は本来は旗を収めていた場所。

建設当時は彩色がほどこされ、

旗が風にたなびき

その華麗さは頭の中で想像するだけです。

 

第二パイロン右側。

ちょうど朝日があたっていてきれいです。

この写真の手前の右側の柱は建設したものの

装飾が途中でとまっているのでシンプルなまま。

 

左側の柱は柱の側面から頭まできっちり装飾。

ここにもハトホル神。

愛と美と音楽の女神様。

エジプトの神様にはめずらしく正面向き。

昨日いったアブシンベル小神殿にもたくさんありました。

 

エジプトは砂漠気候。

冬場とはいえ朝夕は冷えますので

ライトダウンでちょうどよいです。

昼間は長袖1枚もしくは半袖。

夏は想像もつきません。行きたくないです。

 

猫がたくさん。

警戒しながらもチョロの白杖にじゃれついてきたり。

チャオチュール持ってくればよかった。

船に置き忘れました。

顔が削られているのは

神殿がうちすてられたあと迫害をうけて住み着いた

原始キリスト教徒の一派であるコプト教徒が

けずったもの。理由はいろいろありますが、

いまは往時の姿を想像するのみ。

 

至聖所。ホーリーオブホーリーズ。

この石台のうえにご神体が祭られていたそうです。

神殿の最深部にあたります。

 

こちらはトラヤヌス帝のキオスク。

ローマに入ってから建築。

この神殿時代、エジプト末期のプトレマイオス朝から

ローマにはいるまで建設が繰り返されたそうです。

 

帰りの船から見た全体像。

当初予定にはいっていなかった見学でした。

船の出航時間が午後ということで

(当初は別の船で出航時間は朝)

ガイドさんが提案してくださいました。

行きたかったのでとてもうれしかったです。