モルナール先生の緑本、
変ホ長調のスケールの次は分散和音です。
これが予想以上に手こずりました。
2の左右同じ音の分散和音はすぐでした。
3の3度ずれはできない、できない。
何故か。
指の間隔が左右違うところがあるからです。
右 そ○し○○み○そ し○○み○そ○し み○そ○し○○み
左 み○そ○し○○み そ○し○○み○そ し○○み○そ○し
左右同じように1個とばしで弦をつかむ、なら三度ずれでも簡単。
ところが○が間をあける本数で書いていますが。
右は二個で左は一個。
左は二個で右は一個
のように左右の間隔が同じところと違うところがすべての分散和音であります。
不器用なので手こずって手こずって。
のぼりがなんとかひけるようになったのが2か月後。
くだりはさらに苦労して半年後。
それもちんたらスピードで。
先生も気長に一音一音しっかり、
指をかけて間違っていたらなおす、
つかむときは一気に弦をつかむ、
ばらばらいれるとかえってミスる
とこちらが弾けるようになるまで指導を続けてくださいました。
こういう練習はハードなスポコン練習でガーーーーーーっと練習して
も効率が悪いことは各種理論で証明されているのでやりません。
毎日積み重ねて確実に身に着ける。
ナメクジスピードでも一歩一歩。
今では
苦手意識もなくなり2番3番と普通に指慣らしで弾けています。
もちろん
毎日朝いちばんの指慣らし、レッスン前の指慣らしは
①スケール2オクターブ
②3度のスケール2オクターブ
③分散和音と三度の分散和音
あとはアルペジオと続けています。