この病気になり始めの頃は、同僚や上司、医者である兄弟にも「更年期だから仕方ない」という空気をビンビンに感じ、実際言われておりました。

 

更年期を受け入れることは、ただでさえ辛いです。

そして本人は、「そうではない気がする」ということに気が付いています。

 

何でも更年期にしてしまうのは、重大な病気を見逃すのでいけないと、心から言いたいです。

決めつけずに疑われる病気の検査をして、婦人科の判定も待ち、更年期に入っていてその手当をして緩むものなのか、そうでないのかを見極めなければ、大変な苦痛を味わうことになります。

私の場合は、最初に膠原病の可能性を疑い、血液検査をして、数値の異常に気が付いてくれた医師のおかげで、今に至ります。

 

去年の11月頃、生理が止まりました。

それも病気の症状の一つとして書かれていることもあり、どちらの症状なのか、手当が必要なのか、自分の体の状態を確かめるために婦人科に行きました。

 

何人かの医者の言うことはすべてマチマチ。更年期ってそんなに判定むずかしいの?

なのに、世間も医者も簡単に更年期のせいにするなーと思いつつ、「まだ入り口だけれど、(更年期に)入ったと思っていい」という何故だかこの婦人科の先生の言葉は信じられて、治療を始めようと思いました。

ただ、ホルモン療法は、不妊治療の経験から、私の体には合わない。

薬に対する強い拒否感があります。

 

内科の先生にそういう気持ちを話すと、「メノエイド・コンビパッチ」を試してみて、ダメだったらまた考えよう、と処方してもらいました。

(でも婦人科の先生が良い顔しないから、婦人科に行ってもらってね、とは言われましたがあせる

下腹部に貼って週に二回変えるだけ。

点滴用のテープでもかぶれる私の肌でも今のところ大丈夫です。

貼ってから2か月ほど経ち、生理が来ました。

この間、一度、そうかも?というのがあったけれど、儚い感じで終わり。

今回は少量なりに、一応内膜のような出血もあり、数日続いているので、生理だと思います。

メノエイド・コンビパッチはそんな経緯で緊急的に内科で処方してもらったし、いろいろとこれからは相談したいことも増えていくだろうから、この土地で行きつけの婦人科を探さないといけません。

 

今困っているのは爪が弱くなっていることと、体中が痒いこと。

これはどちらかというと更年期的な問題かもしれません。

 

少し負荷がかかると爪が割れます。

指先がうまく使えなくなっていることもあり、割れる確率も増えているのかもしれません。

私は仕事柄、ネイルはご法度だったので、爪なんて真剣に考えたこともなく、爪がいろんなものに引っかかって、なんとかならないもの?と困って検索。

爪を保護するネイルに似たものがあると知って、すぐに買いました。

私が欲しかったものはそのお店にはなかったのですが、

https://www.bcl-brand.jp/product/product-1030/

ダウンこれを購入。

とても良い!

割れてしまった爪をくっつけるこのような商品もありました。

https://www.bcl-brand.jp/product/product-1080/

長い爪の方にはいいかも。

 

ところが、あらゆる痛み止めが効かないのが、首から肩甲骨にかけての痛み。

何か筋のところに出来ているの?と思うほどの痛みです。

お灸をしても痛みが取れない。(髪が燃えたり、背中だったりするので、お灸もなかなか難しい位置。「太陽」という火を使わないお灸を使っていますが、この痛みにはあまり効果なし。)

一番効いてくれるのは、去年ご紹介した、ほぐリラ。

https://halix.lion.co.jp/hogrela/

こんな大きさだから小さなかばんでも入れられてとても便利。

香りもグレープフルーツでとても良い。

 

ただ、猫を飼い始めて、なかなか塗れなくなりました。

猫は柑橘系の匂いが嫌い。すぐに匂いは飛ぶのですが。

可愛い猫のだっこと駆け引き。でも痛かったらどうせ抱けない。

首を暖めたりしているけれど、解決策がないです。

運動しても、その時だけ楽になる。横になっていない限り、首を支えているのがとても辛いのです。

 

肌の乾燥も、もうすぐ夏だというのに、酷くなっていく。

痒くてたまらないので、ヒルドイドを処方してもらいました。

中国の方が大量に処方してもらって売り捌いている、という事で、一度に処方できる量が変わったんだよね…、と先生。とても良い薬だけど…本当に必要な人のところに届きにくくなるのはやめてほしい。
 

そして、昨日自転車で買い物に出て、日差しに当たってでてしまった…。皮疹。

ちゃんと日焼け止め塗ったんですけどね。足りなかったか…ショック

日光過敏症の症状です。

コントラストきつめに出したらハッキリわかって自分でもビックリ。

痒くてたまらないけれど、ヒルドイドでとりあえず保湿。少しおさまってきました。

全部対処療法。

 

ここのところの症状は、更年期と病気の境界線というものがわからなくなっています。

だから、お医者さんさえ、簡単に更年期にしてしまう。でもそれではお医者さんに行く意味がないのです。

友達の「私たちの年だから仕方ないよねー」と何ら変わりません。

 

それと、線維筋痛症と膠原病も症状の違いが自分でもわかりません。

それこそ、ステロイドが効いたから膠原病の症状だったんだ、と初期にはわかっていた、くらいです。

今はステロイドを飲むことがほとんどなく、その違いも判らないまま、痛いときはボルタレンに頼っています。

でもこれは、両方の病気がとりあえず痛みを抑えるしか方法しかないのだから、仕方ないことと思っています。

 

このところは本当に気持ちいい天気が続いており、痛みが楽になっているというより、気持ちが楽になっています。

気持ちも本当に大切なもの。

痛いときには体操も出来ないのっビックリマークイラッと、体操、体操、という整形外科の先生には言いたい。

テレビつけっぱなしでうっかり「みんなの体操」が流れてきたときには、運命だと思ってやっています。

…で、かなり、その後調子がいいです。

元気がある時は、「みんなの体操」と「ラジオ体操」で十分。

楽になります。

 

このところ、心が塞いでいたので、前向きなことが書けなかったけれど、近所を歩いてこの土地が良いところだと思うことが増えていくと幸福感に満たされます。

 
 
素敵な花屋さん、気になるカフェ、細い路地。人の生活の息づかい。
そういうものに触れると、ここでの生活が具体化していく。いつかここも楽しかった場所として私の一ページになるのかな。
 

猫はやっぱり小さな怪獣で、時々本当に狂暴になります。

機嫌が悪くても訳が分からないし、猫の母親のように教育できない。

正解かどうかはわからないけれど、ママならこうするのかな、と思いつつ、可哀そうだけれど猫のケンカのように怒ることもあります。

どんなに憎たらしいことをしても、我が子のようにかわいいのです。

でも、君はすごい速度で成長し、いつか私たちの年齢を追い抜いて、旅立ってしまう。

いつも可愛い寝顔を見ながら、その日を恐れ、愛しく眺めています。