東野圭吾作品、特に加賀シリーズが大好きです。

いつも小説を読み終わる度、
感無量になって、「あ~やっぱり大好き・・・」となります。

日本橋付近に住んでいることもあって、加賀シリーズは知っている町並みが沢山出て来てワクワクします。


この原作を読んだ当初、とても感動し涙しました。

実写より、原作の方がはるかに面白いと感じることは度々ありますが、加賀シリーズに関しては、配役が皆はまり役で板についていて面白いです。  

特に主人公・恭一郎(恭さん)は、阿部さんがほんとにはまり役で感心します笑

いつもながら阿部さん主役の映画は、冒頭よりすぐ掴まれて、持っていかれます。

また、今回松嶋菜々子さんには圧倒されました。 
表情、瞳の変化・強弱が素晴らしく、一気に感情移入してしまい涙腺弱まりました。


(映画の中では)14歳の子役の子も凄く良かった。

もちろん原作の方が事細かに設定され、丁寧に表現されていますが、映画も良かったと思います。

素晴らしい役者さんが演じられていたため、原作とはまた違った感動を味わいました。

因みに今回は、地元滋賀が出てきて、知っている場所も映っていて個人的にテンション上がりました笑


恭さんが、なぜこの日本橋の地を離れず長年現場に居続けたのか理由も分かります。

温かい家族の絆を感じた映画でした。

東野圭吾さんは、ミステリーを題材にされつつも、ヒューマン要素を大切に描かれるので毎回読む度に優しい気持ちになります。