こんばんは。
月に4回以上は映画館に足を運ぶ。
映画大好き たいなかです
今日は、何の映画を観ようか考えていたところ
目の前に気になる看板が飛び込んできました。
実は以前から『レア・セドゥ』が好きでして。
そこに彼女が映っているではありませんか!!
これはもう、「観るしかない!」と感じて
即行チケットを購入しました。
今回鑑賞したのはこちら
これは、評価が分かれる作品のようですね。
色々な批評家さんたちがコメントされているようですが・・
観ている間は、緊張の糸が張りつめている感覚。。
出演者一人一人の感情の深いところまで見せようとしているのか
表情がよくわかるように、クローズアップされた映像が多いです。
そのため、彼らの感情・エネルギーがダイレクトに伝わってくるので魅入ってしまいますが、ゆるゆるリラックスして鑑賞できる映画ではないな、と感じました。
家族の在り方
愛とは?
彼らの愛情はストレートでいびつ。
表現が不器用。
あらゆる方向から言葉のボールが投げられ
キャッチできない場所に飛んでくる。。
いわゆる言葉のキャッチボールができない。
なんだか空虚感を味わったような
なんというか。
でも、目が離せないんです。
この映画は、
「死を間近に控えた主人公が
12年ぶりに家族に会いに来る。
そして自分の死を告白しようとするけれど・・・」
評価は別れる映画ですが
アーティスティックで表現力があり
深く味わえると、何かにたどり着けるような、何かを掴めるような。
そんな感覚になる映画だと思います。
家族との在り方、コミュニケーション、愛 etc・・・
色々考えられると思います。
ただ、観終わった後、爽快にはなりません(^_^;)
梅雨の時期を連想させるココロ模様に近いような。。
そんな感じ?
感じ方も人それぞれですね。
私はこの監督の作品を観ることができて良かったです。
◆監督◆
1989年カナダ生まれ。
若き天才「グザヴィエ・ドラン」
俳優でもあり映画監督でもある。
イケメンで天才。芸術的。
今回、彼の作品は初めて観ました。
今迄の話題作『マイ・マザー』『Mommy/マミー』等も気になります