“ウロコ状白化膜”のお話し
石材外壁やタイル目地から雨水とともに流下してガラスに付着し湿潤~乾燥を繰り返すうちに強固に密着!そして固着する“アレ”です。
“鱗状痕”とか“うろこ”などといわれ、窓ガラスの汚染としては非常にポピュラーな症状となります。
白色半透明のウロコのように密着した“ウロコ状白化膜”
こまめなメンテナンスを行わずに放置していると主にケイ素成分が密着してしまうのです。
ガラスの主成分もケイ素ですから相互に密着度を高めてしまい、中性洗浄剤を使用した通常のガラス清掃では落とすことができなくなるのです。
そしてさらに放置したままにしていると、密着に留まらず“アルカリ焼け”を呈してしまう事が多く、こうなってしまうといくら専用のケミカルで洗浄をしてウロコ状白化膜を除去しても、ガラス表面が粗面化してしまい、取り返しのつかない状態となってしまうのです。
除去法と施工の比較
次の写真は、中央より左側を研磨材含有のケミカルで洗浄、右側は未施工となります。
after ← | → before
おおむねアルカリ焼けまでは進行していない状態
この事例では、除去後まだアルカリ焼けに進行していなかった状態です。よかったよかった!
ガラスは未来永劫不変なものと思われがちですが、決してそうではないのです。ガラスだって加水分解するのです。劣化するんです。
だからこそ、定期的なメンテナンスが必要なのです。
ウロコ状白化膜の除去のご用命はTECまで!
常に洗浄法を究めていくTECにご期待ください。
また次回お会いしましょう。デハデハ
Don'tmiss it!
東京外装メンテナンス協同組合
03-5817-6977