TECロープワーク講習会&review training

 

ブランコ作業においては、現在も国内で災害が発生しており、その件数は決して減少傾向にない。

災害を未然に防止するためには、正確な原因究明をもとに防止するための策、そして、安全な現場環境(作業環境)さらには作業技術とそれを行う作業者の技能の向上が絶対条件となる。

TEC安全研究委員会が事業活動として開催する当講習会と復習のトレーニングは、TEC組合員、賛助会員企業に所属する作業従事者を災害から守るため、そしてこれからも災害に巻き込まれないたまのスキルを身につけることを目的として教育する。

ロープワーク講習は2日間、そして講習会修了者を対象としたレビュートレーニングは1日間のカリキュラムとなっている。

講習内容は、ブランコ作業でいうところの通常の下降のみならず、ロープの登高や、ロープからロープへの空中移動、下降中にトラブルが発生し、宙吊り状態となった作業者の救出等のセッションを安全なメソッドで行うロープアクセス技術講習である。

 

 

 

受講生においては、通常のブランコ作業では成しえなかった高度な技術を習得する有意義な機会となる。

今期は、4月より10月までの開催により26名が参加し、講習会受講者には修了証を交付した。


 

 

 

今後もTEC作業従事者に対し、安全な術を提供すべく活動を行っていく。

 

 

東京外装メンテナンス協同組合

安全研究委員会