RESTORATION
~降りたり登ったり!~
 
 
皆さま、コンニチハ!
毎日酷暑!水分補給を忘れずに熱中症にはじゅうぶん気を付けてくださいね!
 
今回はね、また登っちゃうお話をしたいと思います。
 
現場は都内の建築中のビルで、竣工前にガラスとサッシのクリーニングを依頼されました。
その依頼箇所というのが、

イメージ 1
 
                                                        上部から撮影



 5階まで吹き抜け構造の内側の作業!内側だけね。
外側はね、普通にブランコで下降するので、別の業者さんにお願いしたそうです。
だから僕らはね。ロープアクセス作業でしかできない困難な箇所のみです(;^_^A
  
イメージ 2
                                                                                
                                                                             地上から撮影
 

それで、なんとサッシに這うようにLEDライトの配線が施してあるので、普通にスクイジーをかけるとコネクターが漏電してしまうので、養生を講じなければならないとのこと、
 
イメージ 5
 
 で、

イメージ 3
 
搭乗開口部とロープの取り付けアンカーボルト
 

作業者の搭乗は、最上部の開口部をあけて、天井に設置してあるアンカーボルトにロープを取り付けて乗り込むわけです。

イメージ 4
  
墜落阻止用のアンカーボルト


 墜落阻止措置として、調査に伺った際に開口部の内側にアンカーボルトを設置してもらいました。
5個も(^<^)
それで、このアンカーにハーネスのランヤードを連結すれば墜落しないわけです。


イメージ 6
 
                                          アンカーボルトにロープを取り付けて確認
 

 このアンカーボルトなのですが、天井のレールに設置してあって、横移動ができるようになっています。しかし、2個しかないわけで、つまり作業者は1人しか作業できないことになっちゃうわけです。
これだと効率が悪いなぁ~と思うのです。
  
イメージ 7
  
一周して確認


 とりあえず、一周して確認してみます。
でもこれだとね、除塵資器材(バキューム)なんかを吊り込むのにアンカーの数量が足りないわけです。作業者だってせめて2名はアクセスしたいし、
  
イメージ 8
  
仮設要因が取り付けたスリングテープ、左右が作業者用、中央のスリングは資器材用


 そこで、最上部からは仮設要因が下降することにして、作業者用のロープを取り付け、作業者はそのロープを1階から登っちゃうことにします。

 

イメージ 9
 
                                                                                除塵作業


イメージ 10
 
左右に作業者、中央に資器材
 

 そして、除塵が終了したら、

イメージ 11


                                  養生を講じるその1
 

シャンプーとスクイジーによるウエット作業を行う前にマスカーロールで電気系統にしっかりと養生を講じます。

イメージ 12


養生を講じるその2

 
イメージ 13
   
養生完了



結構手間がかかりますね(+o+)

イメージ 15
  
ウエット作業
 
 
そして、シャンプーとスクイジーを使用したウエット作業を行います。
終わったら、養生を剥がしてミッション完了です。

イメージ 14


                                                                           作業後の状況
 

ほら、きれいになったでしょ(^^)
作業クルーは、
・仮設要因:1
・ロープアクセス要因:2
 
ロープの取り付け→除塵→養生→洗浄→養生剥がし
と進めるにあたり幾度も幾度も下降登高を繰り返さ無ければなりませんでした。
でも、きれいになって僕ら満足です。
 
 
こんな構造で困ったときは、いつでもTECにご相談ください!
 
次回はまた2か月後、お会いしましょう。Don'tmiss it                           
 
登高技術にこだわって、高いクオリティで安全な作業を究めるTECにご期待ください。


 

イメージ 12東京外装メンテナンス協同組合 





      
(投稿者M.H)