ブランコ作業におけるロープの切断防止措置(養生編2)
 
 『元○○に在籍していたXです。ブランコ作業現場で屋上のパラペット角部に突起物が付いており、特別な養生材が必要で現場を見てもらいたいのですが…?』との依頼。以前、お世話になった取引先X氏からの電話。約20年前の話である。
 
その現場に出向いてみると、パラペット角部に鋭利なクサビ状の突起物が施工されている。一般的に使用するロープの切断防止措置(養生材)は、①角置き型、②巻き付け型の2
種類だが、これではその役割は果たせない。幸い建築中であったため、可搬型ゴンドラを吊り込む自在フック型の専用養生材の作成を提案した。
 
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それから約10年後、東京ガラス外装クリーニング協会(GCA)が主催する安全パトロール時に、自分が提案したその建物をブランコ作業中。早速、屋上に出向いてみると、提案通りの専用養生材を使用したロープの切断防止措置(養生材)が施してあった。
 
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さらに、約10年後の201611月。顧客からの依頼があり年2回ブランコ作業で行う建物の現場調査に出向いたところ、同様な突起物が建物外壁面に設置してある。
 
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建物は竣工。さらに屋上には植栽があり、同様なロープ切断防止措置(養生材)は困難である。
そこで思い出したのが、理事長掲載ブログにある、“ブランコで困ったらミゾーさんへ!
 
早速来週の社員会議開催日に、溝渕さんに当社までご足労戴き、この写真を確認後提案戴き、さらに現場まで出向いてもらい作成した専用養生材を使用したブランコ作業に臨みます。
その様子は次回のブログで紹介しますので、乞うご期待!
                                      
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                           (投稿者H.O)
 
東京外装メンテナンス協同組合
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