幼稚園の明り取り窓の補修工事
 
 FRP(繊維強化プラスチック)(Fiber【繊維】 Reinforced【補強】 Plastics 【プラスチック】)の補修 を行いました。

 普段は自動車や船舶で使われることの多い素材ですが、 軽量で丈夫なことから建築物の明り取り
窓として使用されることもあります。

 下記はFRPが幼稚園のホールの明り取り窓として使われている写真です。

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イメージ 1


 写真の白っぽく見える部分は、FRPを固着させていた樹脂が紫外線により劣化し、 ガラス繊維がむき出しになっている状態なのです。

 幼稚園から天気の良い日にキラキラと光る物が園庭に舞っていると相談があり 原因を調べたとこ
ろFRPの繊維が風で飛散していました。
 
  近隣からの苦情にもなりかねないので直ちに補修をしました。

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イメージ 2
 
 まずは表面に浮いているガラス繊維の除去です。


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イメージ 3

 続いて、樹脂系の塗料でガラス繊維を固着させます。

 ここまでの作業でほぼ補修は完成です。

 ただ、このままですとまた紫外線によりに劣化してしまう為 表面に無機のガラスコートを吹き付けました。


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イメージ 4


 無機塗料をコーティングすることにより耐光性が飛躍的に上がり 劣化の
速度を何倍にも遅らせることが可能です。

 
完成写真
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イメージ 5

 補修+付加価値

 補修だけでは無く、良い状態を少しでも長く維持できるようにご提案させて
頂くのも 弊組合の大切な仕事です。

 このような少し特殊な建材にも弊組合は対応致します。

 建物の外装でお困りのことや相談したいことがございましたら 遠慮なくご連絡頂きたいと思います。

 私共、外装メンテナンスのプロが適切に対応致します。


 東京外装メンテナンス協同組合
(投稿者 T.Y)