コーティングで出せないカラー | 間違いだらけのカーコーティング

コーティングで出せないカラー


カスタムコーティングで入庫中のフィット作業も終盤です。

まずは、ガラスのウロコの除去。





ガラスにウロコ状のスケールが多数みうけられます。


屋外保管など雨に濡れて乾燥を繰り返す環境では発生しやすいです。強固に固着すると油膜取りでは対処できなるので非常に厄介です。





この作業は、地道に手磨きでスッキリです☆

サンダー等の道具をあえて使わずウロコ除去完了です。





そして、普段、細かなところまで洗わないホイール、ホイールハウスを徹底洗浄です。

なかなか隅々まで洗うこともないので大量の汚れ・・・砂が出てきます。ここも時間をかけてスッキリ仕上げます。





濃色車では、良く分かる縦に見えるすじ状のシミ。。。スケール汚れです。


コーティング施工車、未施工車でも洗車後、拭き取りがスムーズにいかない、水切れが悪い場合は、この写真のようにスケール汚れがある場合があります。


研磨で除去することもできますが、凸状の汚れは、専用ケミカルで磨く前に除去します。無駄に塗装を削らないように下準備です。




蛍光灯下では、目立たないキズも特殊照明下では、グルグルキズがよく分かります。濃色車では、当たり前のキズです。


まずは、マスキングし、塗装とコンパウンドのマッチングをみます。限られた塗装厚を少しでも減らさないように研磨力の弱い順にバフ、コンパウンドの組み合わせを試していきます。

分かりやすいようにセンターで区切っています。



まずは、一回目の研磨スタートです。





初期研磨後、洗車キズは一発で綺麗に除去できました。


右側の発色が良くないのは、初期研磨の磨き目が出ているからです。磨き目は、二回目の研磨でスッキリす

るので問題ありません。





二回目の研磨終了後。



塗装本来のカラーがより引き立てられました。塗装上の汚れ、輝きを落とすキズを除去すれば塗装そのもののカラーが出て、ワントーン下がったような深い色合いに仕上がります。



このあとは、カスタムコーティングの特徴であるコーティングの選定です。

お客様から聞いた保管環境、施工後の維持方法やカラーから最良なコーティングを施工いたします。