うつ病のピアサポートグループ『ガレージとーく』〜うつ病で、語る、つながるミーティング〜

うつ病のピアサポートグループ『ガレージとーく』〜うつ病で、語る、つながるミーティング〜

長野県塩尻市を中心に活動している、うつ病の当事者・家族のピアサポートグループ『ガレージとーく』です。

代表の長谷川と申します。わたしは、2004年に仕事のストレスからうつ病を発病し失業し、その後自宅療養の後、再就職するも再燃し、失業を繰り返しました。発病から8年が経ち、ようやく寛解から回復したと言える状態になりました。

このたび、自らのうつ病の経験から、うつ病の方の症状改善・社会復帰(復職・再就職)・リカバリーを力強く支援したいとの思いから、任意団体『うつリカバリーエンジン』を設立し、ピアサポート事業として、ピアサポートグループ(自助会・自助グループ・当事者会)『ガレージとーく』を立ち上げることになりました。

「力強く支援するエンジンになりたい」という思いから、任意団体名は『うつリカバリーエンジン』と名前を付けました。

『うつリカバリーエンジン』の「エンジン」から車をイメージすると思いますが、車の車庫、修理工場を意味する「ガレージ」から、心のメンテナンスをする場をイメージして、ピアサポートグループ名は『ガレージとーく』と名前を付けました。

『リカバリー(Recovery)』は、当初は「回復」、つまり病気が終わることとして使われていた言葉ですが、現在では、「疾患を持ちながらも、希望を抱き、自分の人生に責任をもって意味のある人生を生きること」という意味で使われるようになりました。

『リカバリー(Recovery)』とは、「働くこと」や「社会で役割を持つこと」など、やりたいことや、こうなりたいという目標に向かって計画を立て、スモールステップで課題を達成する体験をしていくことを意味しています。小さな経験の積み重ねが、ゆっくりと自信を持つこと、自己評価を高め、意欲や生きがいを、自分の人生を手に取り戻していくという事です。

近年うつ病の方が増えてきており、再発を繰り返しなかなか社会に復帰できない人たちが増えてきています。うつ病は再燃・再発率が高く、また悪化すれば最終
的には死(自殺)にいたる可能性もある恐い病気です。 うつ病を回復させることは勿論、再発させないようにするスキルを身につけることが必要です。

一方で、うつ病になる前の生き方がベストであるとは限らないのではないか?うつ病になったからこそ見直せる、そんなチャンスを持つことが出来たのではとも思うのです。たとえうつ病になっても、復帰できる仕組みを構築しそれを広めたい、そしてそれはうつ病になってしまった前よりも素晴らしいと思える人生になる。『うつリカバリーエンジン』は、より豊かな人生の歩みを始められるよう全力で支援したいと思います笑顔

任意団体うつリカバリーエンジンのホームページ
https://u2recovery.org

生活のための仕事と、本当に大切にしたい活動。
どちらかを選ぶのではなく、無理のない形で響き合わせていく。
いま私は、そんな「ワークライフハーモニー」を探しています。

うつリカバリーエンジンの活動は、現在、ボランティアで行っています。この活動だけで生活することはできません。

それでも、うつ症状や精神疾患を抱える方々の力になれているという実感があります。

私にとって、うつリカバリーエンジンは、単なる余暇活動ではありません。自分の経験を生かし、人とつながり、誰かの回復を応援する大切な仕事です。

ライスワークとライフワークの間で

一方で、私自身も生活していかなければなりません。そのため、非正規の仕事をしています。

生活費を得るための仕事を「ライスワーク」、うつリカバリーエンジンの活動を「ライフワーク」と、これまでは切り分けて考えてきました。

ところが、ライスワークが忙しくなると、時間だけでなく気力や体力も奪われ、うつリカバリーエンジンの活動を縮小せざるを得なくなります。

ライスワークを優先すれば、ライフワークができない。

ライフワークを優先すれば、生活が成り立たない。

どちらも大切なのに、どちらもうまくできていない。

そんな感覚に陥ることがありました。

「バランスを取る」だけでは苦しかった

ワークライフバランスという言葉があります。

けれども私の場合、二つを天秤に載せて均等にしようとすればするほど、苦しくなっていたのかもしれません。

うつリカバリーエンジンの活動をしているときには、収入につながる仕事をしなくてよいのかと不安になる。

生活のために働いているときには、本当にやりたい活動ができていないと焦る。

どちらをしていても、もう一方に対する後ろめたさが残っていました。

そんなときに読んだのが、小玉歩氏の『人生は仕事が10割』です。

そこに書かれていた「ワークライフハーモニー」という言葉を見て、
「これだ」と思いました。

二つを分けるのではなく、響き合わせる

私が受け取ったワークライフハーモニーとは、仕事と人生をきれいに切り分けることではありません。

それぞれが互いを支え、響き合うように整えていく。

そう考えると、生活のための仕事は、うつリカバリーエンジンの活動を邪魔するだけのものではありません。私の暮らしを支え、活動を続けるための土台にもなっています。

反対に、うつリカバリーエンジンの活動は、「お金にならないから仕事ではない」というものでもありません。

人の力になり、社会とつながり、自分がどう生きたいのかを確かめさせてくれる、私にとって大切な仕事です。

私が目指すハーモニー

ただし、ワークライフハーモニーとは、両方を全力で頑張り続けることではないと思います。

それでは、いつか燃え尽きてしまいます。

長く続けるために、大切にしたいこと

  • 忙しい時期には、活動の量を小さくする
  • 余裕が戻ったら、また少し広げる
  • 何もできない時期があっても、自分を責めない
  • 誰か一人の犠牲や無理の上に成り立たない方法を探す

毎日を同じ配分にするのではなく、そのときの体調や生活に合わせて音量を調整しながら、長く続けていく。

それが、私の目指すハーモニーです。

休むことも、人生を守るための大切な営み

うつ症状が強いときには、休むことが最優先です。

働けることが、人の価値ではありません。

働けない時期があっても、その人の価値が失われるわけではありません。

私がワークライフハーモニーについて考えるのも、「もっと働かなければならない」と自分や誰かを追い立てるためではありません。

生活、活動、休養、そして人とのつながり。

そのすべてを含めて、自分の人生を守りながら歩いていくためです。

うつからの回復が一直線ではないように、仕事と生活の調和にも、いつも同じ正解があるわけではないのでしょう。

まだ、答えは出ていない

正直に言えば、私のライスワークとライフワークは、まだきれいに調和していません。

生活の不安もあります。時間や体力の限界もあります。うつリカバリーエンジンの活動を、もっと持続可能なものにしていく必要も感じています。

それでも、「どちらかを選ばなければならない」と考えるのを、いったんやめてみたいと思います。

ライスワークを、我慢だけの時間にしない。

ライフワークだけを、「本当の人生」にしない。

どちらも自分の人生を構成する大切な一部として、無理のない形で響き合わせていく。

完璧なバランスではなく、自分なりのハーモニーを探すこと。

それが今の私にとって、
うつリカバリーエンジンの活動を続けながら生きていくための、
新しい道しるべになっています。








引用元:「ワークライフハーモニー」という考え方
『ガレージらじお』は、長野県塩尻市大門三番町ある 高ボッチ高原FM のスタジオで事前収録し放送しています。2026年9月の放送は、10月4日(日)23:00まで、毎週水・土・日曜日に再放送します。

「ハセガワヒロシが“リカバリー”を語るラジオ」の再放送告知。高ボッチ高原FM(89.4MHz)で、2026年9月5日(土)21時、9月6日(日)23時、9月9日(水)25時に放送。月見団子、ラジオを聴く猫、「ガレージらじお」のロゴが描かれている。
◎番組放送時間は28時間表記で記載しています。<深夜帯の表記一例:2日1:00→1日25:00>
1.真夏の残暑と、クロスバイクでの新たな一歩 🚴
交通事故や退職、原因不明の体調不良という暗いトンネルの中にいたこの数ヶ月。途方 に暮れていたわたしを救ってくれたのは、18 年前にも支えられたスカイパークでのサイ クリングでした。「今日も1 周できた」という小さな実感を積み重ねながら、少しずつ 自分らしさを取り戻しています。

2.ドラマ『しあわせは食べて寝て待て』に寄せて 📺
持病と付き合いながら一日一日を丁寧に生きる主人公の姿に、今の自分を重ね合わせま した。体調の波に無理に抗うのではなく、その波を受け入れて暮らしのペースを作るこ と。暗いトンネルを抜けた今、自分自身の限界と向き合いながら得た「波とともに生き る」気づきをお話しします。

3. 松本大学「信州あいサポーター研修」講話報告 🏫

7 月に松本大学の学生の皆さんへ「精神障害」をテーマにお話しさせていただきまし た。将来を担う学生の皆さんから届いた温かい感想や、自分自身の経験が誰かの励みに なる喜び、そして自分自身を大切にすることの重要性について振り返ります。

4.人生を支えた「お守り曲」
生きづらさや本音にそっと寄り添い、前に進む力をくれる2組のアーティストをご紹介します。

1️⃣HONEBONE「生きるの疲れた」:胸の痛む本音をユーモアと力強い歌声で歌い上げ、心をふっと軽くしてくれる一曲。

2️⃣杉本ラララ「ゴライコー」:「うつと共に生きる」をテーマに、同じ今日を一緒に生きようと優しく手を差し伸べてくれる一曲。

ぜひお聴き逃しなく。
 

高ボッチ高原FM「ガレージらじお」2026年9月放送のお知らせ。9月2日(水)25:00放送開始、10月4日まで水・土・日再放送。内容はサイクリングでの近況、ドラマへの思い、松本大学講話報告、心の支えになった曲HONEBONE「生きるの疲れた」、杉本ララ「ゴライコー」の2曲を紹介の4本。

番組へのメッセージもお待ちしています。メッセージは、スマホアプリ「Radimo」や高ボッチ高原FMのホームページ、以下のフォームからから送ることができますルンルン

 リクエスト・メッセージ - 高ボッチ高原FM 89.4MHz|長野県塩尻市・朝日村のコミュニティFM放送
過去の放送は、SpotifyのPodcastでお楽しみいただけます。放送を見逃してしまった方や、もう一度聴きたい方はぜひSpotifyへ。 下のロゴをクリックして、いつでもお好きな時間にお楽しみください!

https://open.spotify.com/show/4sOtZGb8lCypdWb0S5DSy6?si=5c634c4d50b740ab








引用元:『ガレージらじお』2026年9月放送予定(10月4日まで再放送)
高ボッチ高原FM がお届けする『ガレージらじお』。2026年8月の放送は、8月5日(水)25:00からオンエアがスタート!その後、8月30日まで、毎週水・土・日曜日に再放送されました。

9月2日(水)25:30から、Spotifyでのポッドキャスト配信がスタートしています。

高ボッチ高原FM 89.4MHz「ガレージらじお」2026年8月回の告知画像。放送日時は8月5日(水)25時から。右側にSpotifyのエピソード画面と再生ボタンが表示されている。

過去の放送は、SpotifyのPodcastでお楽しみいただけます。放送を見逃してしまった方や、もう一度聴きたい方はぜひSpotifyへ。 下のロゴをクリックして、いつでもお好きな時間にお楽しみください! https://open.spotify.com/show/4sOtZGb8lCypdWb0S5DSy6?si=5c634c4d50b740ab
番組へのメッセージもお待ちしています。メッセージは、スマホアプリ「Radimo」や高ボッチ高原FMのホームページ、以下のフォームからから送ることができますルンルン

 リクエスト・メッセージ - 高ボッチ高原FM 89.4MHz|長野県塩尻市・朝日村のコミュニティFM放送
『ガレージらじお』は、ハセガワヒロシが、「人生、なんとかなる」と思えるようなトークと音楽をお届けする番組です🎶(長野県塩尻市大門三番町ある 高ボッチ高原FM のスタジオで事前収録し放送しています。)


高ボッチ高原FM|ガレージらじお







引用元:『ガレージらじお』2026年8月放送分、Spotifyにて配信スタート!
第121回『ガレージとーく』〜うつ病で、語る、つながるミーティング開催のお知らせです。

9月になりましたが、まだまだ暑い日が続いています。お盆に台風が来て少し涼しくなった時は「もう夏も終わりかな」と思いましたが、残暑はまだ厳しそうです。暑いほうが元気に過ごせるわたしとしては、この暑さがもうしばらく続いてほしいところです。

これまでも少しお伝えしてきましたが、わたしは4月1日から新しい職場に入職しましたが、その前日に交通事故に遭いました。療養休暇をいただいたものの回復のめどが立たず、6月末で退職することになりました。体がだるく、やる気が出ず、自分が自分でないような感覚が続く日々。「死にたい」という言葉が頭に浮かぶほど、途方に暮れることもありました。

毎日が暗いトンネルの中にいるような数か月でした。それでもようやく長いトンネルを抜け、以前の自分らしい感覚が少しずつ戻ってきたように感じています。再就職活動は4社続けて不採用という厳しい状況ですが、自分のやりたいことがはっきり見えてきたため、引き続き頑張っています。

『ガレージとーく』は、今年5月の開催を最後に休止していますが、「話を聴いてほしい」「次回はいつ開催しますか」というお問い合わせをいただいています。気にかけてくださり、本当にありがとうございます。今回、わたし自身が体調を崩し、仕事を辞めるという経験をして、話を聴いてくれる人や安心して立ち寄れる場所は、まだまだ少ないのだと改めて実感しました。ようやく「またやろう!」と思えるようになりました。以前には5か月ほどお休みしたこともありましたので、今回の休止期間は短い方だったのかもしれません。

9月20日の『ガレージとーく』で、皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

うつ病を患いながら、「つらいときどうしてる?」「うつの大変さ、分かって欲しい!」「眠れないときの対処法は?」「そろそろ復職したい!」「友人や家族とどう付き合う?など、悩みや不安がある人、一緒に語り合いませんか。
■日時:2026年9月20日(日)13:30~16:30
■場所:塩尻市市民交流センターえんぱーく2F 会議室203
■参加対象:診断や疾患に関わらず、うつ症状のある方
■定員:8名(事前申込制・先着順)残席は参加申込み画面にてご確認ください
■参加費:500円
■参加申込:  第121回『ガレージとーく』参加申し込み受付
よりお申し込みください https://select-type.com/ev/?ev=-Yo2a4qjFBs
■お問い合わせ: お問い合わせ よりお願いいたします
参加対象の方
診断や疾患に関わらず、うつ症状のある当事者を参加対象としています。ご家族や専門職などの支援者の方の参加については、事前にご相談ください。

 チラシ(1.6MB) 第121回ガレージとーくミーティングのチラシ。「うつ病で、語る、つながるミーティング」というタイトルで、月と紅葉、うさぎを描いた和室の窓辺のイラストが中央にあり、日時(2026年9月20日13:30〜16:30)、会場(塩尻市市民交流センターえんぱーく会議室203)、参加対象、定員8名、参加費500円、申込QRコードが記載されている。下部にはピアサポートの説明文と、参加者の声を模した吹き出し4つ、主催団体「うつリカバリーエンジン」の連絡先が掲載されている。

塩尻市市民交流センターえんぱーく2F 会議室203下矢印 塩尻市市民交流センターえんぱーく2F 会議室203  







引用元:第121回『ガレージとーく』ミーティング[2026年9月20日]開催のお知らせ
2026年9月の放送は、9月2日(水)25:00オンエアですびっくりマークオンエア後、毎週水・土・日曜日に再放送します。

『ガレージらじお』は、うつ病からリカバリーしたハセガワヒロシが、「人生、なんとかなる」と思えるようなトークと音楽をお届けする番組です🎶(『ガレージらじお』は、長野県塩尻市大門三番町ある 高ボッチ高原FM のスタジオで事前収録し放送しています。)

◎番組放送時間は28時間表記で記載しています。<深夜帯の表記一例:2日1:00→1日25:00>

ハセガワヒロシが“リカバリー”を語るラジオ『ガレージらじお』。2026年9月2日(水)25時から、高ボッチ高原FM 89.4MHzで放送開始。
◎番組放送時間は28時間表記で記載しています。<深夜帯の表記一例:2日1:00→1日25:00>
 
1.真夏の残暑と、クロスバイクでの新たな一歩 🚴
交通事故や退職、原因不明の体調不良という暗いトンネルの中にいたこの数ヶ月。途方 に暮れていたわたしを救ってくれたのは、18 年前にも支えられたスカイパークでのサイ クリングでした。「今日も1 周できた」という小さな実感を積み重ねながら、少しずつ 自分らしさを取り戻しています。

2.ドラマ『しあわせは食べて寝て待て』に寄せて 📺
持病と付き合いながら一日一日を丁寧に生きる主人公の姿に、今の自分を重ね合わせま した。体調の波に無理に抗うのではなく、その波を受け入れて暮らしのペースを作るこ と。暗いトンネルを抜けた今、自分自身の限界と向き合いながら得た「波とともに生き る」気づきをお話しします。

3. 松本大学「信州あいサポーター研修」講話報告 🏫
7 月に松本大学の学生の皆さんへ「精神障害」をテーマにお話しさせていただきまし た。将来を担う学生の皆さんから届いた温かい感想や、自分自身の経験が誰かの励みに なる喜び、そして自分自身を大切にすることの重要性について振り返ります。

4.人生を支えた「かけがえのない曲」
生きづらさや本音にそっと寄り添い、前に進む力をくれる2組のアーティストをご紹介します。
1️⃣HONEBONE「生きるの疲れた」
胸の痛む本音をユーモアと力強い歌声で歌い上げ、心をふっと軽くしてくれる一曲。
2️⃣杉本ラララ「ゴライコー」
「うつと共に生きる」をテーマに、同じ今日を一緒に生きようと優しく手を差し伸べてくれる一曲。

ぜひお聴き逃しなく。
 

番組へのメッセージもお待ちしています。メッセージは、スマホアプリ「Radimo」や高ボッチ高原FMのホームページ、以下のフォームからから送ることができますルンルン

 リクエスト・メッセージ - 高ボッチ高原FM 89.4MHz|長野県塩尻市・朝日村のコミュニティFM放送

高ボッチ高原FM「ガレージらじお」2026年9月放送のお知らせ。9月2日(水)25:00放送開始、10月4日まで水・土・日再放送。内容はサイクリングでの近況、ドラマへの思い、松本大学講話報告、心の支えになった曲HONEBONE「生きるの疲れた」、杉本ララ「ゴライコー」の2曲を紹介の4本。






引用元:『ガレージらじお』2026年9月放送は、9月2日25:00オンエアです!