2ドア+ハッチゲートを持つ車体のデザインはベルトーネ社製。
“アルファGT”と呼ばれることが多い
(フィアット・オート・ジャパンの公式HPなどでもアルファGTと呼称されている)。
開発当初、アルファロメオ社のラインナップにはミドルクラスの2ドアクーペとして、
別に「GTV」(後の「ブレラ」)が存在していたため、新規設計車として開発することは商業的に避けられることとなり、「GT」の主要部分は147と156の部品を流用して製造。
プラットフォームを含めた主要コンポーネンツは156の発展系だが、フロントサスペンションは147GTA、リアサスペンションは156スポーツワゴン用がベース。
またフロントフェンダーは147GTAのものを、ドアやダッシュボード、シート等は147のデザインを採用している。特にダッシュボードは147とほとんど変わらないデザインだが、センターコンソールとメーター周囲のリングの色を147GTA仕様にし、シフトノブ周辺のデザインもGT専用にアレンジすることでうまい具合に高級感を演出している。
クーペではあるが、独立したトランクではなくハッチバックを採用しており、またスペース効率に優れたリアサスペンションを採用している事もあり、荷室容量は156スポーツワゴンに匹敵するほど大きい。後部座席もあり、長距離の移動でなければ大人2人が普通に過ごせる空間はある(乗車定員は5人)。スポーツカーというよりは(その名の通り)グランツーリスモとしての性格が強い。
写真の車両はH16登録
2.0JTSセレスピードエクスクルーシブ
走行たったの18千キロ
車検も25年6月までたっぷりあります。
美しいスタイルにうっとりですが、相場的にもお買い得感があります。