駆け抜けるよろこびは、本当だった。
BMWは自社のクルマのラインアップにステーションワゴンを加えるなど考えてもいなかった。
ところが、社内のクルマ好きなエンジニアが自分でセダンをステーションワゴンに改造して乗りだし、それが役員の目にとまり、BMWもステーションワゴンを造ろうという動きが起きた。
BMWにもツーリングと呼ばれるステーションワゴンが加わる。
なかでも現在の3シリーズのツーリングは、新車設計の段階からステーションワゴンを構想に含めた開発が行われ、非常に調和のとれたクルマに仕上がっている。
運転をしているうちに自分がステーションワゴンに乗っていることを忘れるほど、セダンと同じ様に運転が楽しくなる
アクセルを踏めば、その通りに加速し、ハンドルを切り込めば思い通りに曲がっていく。
そんなこと、当たり前だと思うかもしれないが、実はその思い通りを、心地よく実現してくれるクルマはそう多くはない。
ただ思い通りだけではダメで、そこに心地よさが加わって初めて、本物のクルマであるかどうかが決まる。
BMW318iツーリングはもちろん、心地よいだけではない。
例えば、後席のセンターアームレストを背もたれへ折りたたみ、シートに3人掛けができるようにすると、アームレストとして使っていた時にはカップホルダーだった部分が、裏返るとヘッドレストとなり、中央席に座る人の安全を確保する仕組みになっていたり、
リアハッチゲートは、リアウインドウ部分だけを開けて荷物の出し入れができるようにも工夫されている。快適性、安全性、使い勝手など、運転操作や操縦安定性といった走りの性能のみならず、昨今競争の激しいステーションワゴン市場において十分な競争力を318iツーリングは備えている。
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