W様 GSF1200S 納車整備 | Garagedb 「db」の由来は「デ(de)」と「ブ(bu)」だよ

W様 GSF1200S 納車整備

こんばんは

だいぶ更新をサボっちゃいました

申し訳ないです。

だって、ブログを一つアップするのに一時間以上かかるんですもん・・・

もっとタイピング早くなりたいです

でも、ちゃんとアップしたいので、間が空いても許してくださいね。


んじゃ、納車整備のご報告からです。

しかも、すでに納車しちゃっていますが




GSF1200Sです。


オプション作業で、タイヤ交換などもします








ってことで、いつも通りに色々とばらしていきます。












まずはR周りをちゃちゃっとばらして、タイヤもさっさと外しちゃいました












ハブダンパには大きなガタも無く、ベアリングの状態も良好でした











ディスク側のベアリングも状態はOK











恒例のブレーキ測定。


仕様限界は4.5mm












ほとんど減っていないですね


4.9mm以上残っているのでOKです











ご注文いただいたタイヤはBT021だったのですが、すでに入手ができない状態でしたので、その後継にあたるBT023


BT021よりも評判はイイみたいです。













タイヤを組みつつ、スプロケなどの状態もチェック


減りも少なく、ベアリングやカラーの状態も良好です












車体に組んで、今度はキャリパーなどのチェックとメンテ












フルードは麦茶って感じですね。


もちろん交換します












キャリパーを外してみると、汚れてはいますが、状態は悪くなさそうです。











パッドなどを外して、キレイに磨いていきます。












ピストンをシコシコ磨くとこんな感じにキレイになります


潤滑剤でスコスコモミモミして、動きも良好です











細かい部品もチェック


こまめにメンテされていた感じがしますね。


ピンやスプリングもキレイな状態


それに・・・











パッドは私オススメのRKのMA-X


って・・・このGSFって、以前うちで販売したGSFかな?


あとで調べてみようっと。











パッドの残量もバッチリで、ライニングの剥離なども無いので再使用しました











今度はエンジン周りのチェック


アイドリングの状態など良好なので、今回はキャブは調整のみです。












エアクリーナーは交換ですね


そして、交換後の写真忘れました












やはり、前のオーナーさんはメンテを良くされていたようです。


プラグも比較的キレイな状態で、磨けば使えそうですが・・・












うちはケチらず交換します












バキュームゲージをつないでエンジン始動











アイドリングが安定していても同調は多少狂っています。











バッチリ揃えておきました












程よくエンジンも温まったので、オイルを抜いて交換












おりょ?フィルターもキジマ製っぽい・・・


ブレーキパッドといい、フィルターといい・・・


気が合いますねぇ~












ちゃんと新品に交換しますよ~


オイルは納車時はエルフのMOTO4XT TECH 10W-50


ちゃんと大型排気量用のオイルです。


他店で買われる方も「オイル何を使っていますかぁ?」って聞いたほうがいいですよ。


その後、交換するとオイルの違いが良く分かりますから


是非、納車時とは違うオイルを使ってみてください。


ってか、是非うちでロイヤルパープルに交換してください


違いは・・・きっと体感できますよ












んで、今度はフロント周りのメンテ&チェック











ちゃっちゃとバラして・・・












タイヤをペロ~ンと剥がします


ベアリングなどの状態は良好











ディスクの使用限界は4mm













左右共に同じくらいの残量ですね。


問題ありません










反対側のベアリングも問題なし











タイヤはもちろん、リアと同じBT023












せっかくこの状態なので、もうちょっとばらします。












フェンダの裏は洗ってから組みます。


これじゃぁねぇ・・・












ステムまでばらしましたが、ベアリングは交換歴があるようですね。


とてもキレイな状態なのですが・・・グリスが少ないんでない?


キレイに洗ってから、グリスをしっかり塗り込んで組みます。












上のベアリングも同じく。


グリスは塗るだけじゃダメなんです。


塗り込まないとね。












フレーム側は、跡がついてはいますが、触って段差も無いのでこちらもキレイにしてからグリスアップしてOKとします。


もちろん、グリスも紫色のロイヤルパープルですよ~












フォークの状態もイイネ










摺動部には、傷やサビも無く、とても良好な状態


もちろん、漏れや歪みも無いので、磨いてOKとします











お次はブレーキ。


こちらも汚れてはいますが、ガビガビではないですねぇ~












こんな感じに、ピストンは磨くとピカピカ


潤滑剤でスコスコシコシコすれば完璧










反対側も・・・












同じくピカピカにして


スコスコシコシコ












こんな状態でも、キレイになっちゃうんですよ~











そういえば、元の状態は何故かパッドピンに塗料が塗ってありました


もしかして、昔の人とかってこうしてサビなどを防いだんでしょうか?


知ってる人がいたら教えてください












パッドの残量や状態には問題なかったので、再使用します











フロント周りの作業は完了












リアサスやリンク周りは・・・










サスはダメダメですね











リビルドのチューンサスに交換です


そういう点では、うちの納車整備は元の状態に問題があった方がお得なのかも


うちは大赤字になりますけどね












リンクも、きなこもち状態











キレイに掃除して、ベアリングの古いグリスを洗い流して、ロイヤルパープルグリスで仕上げました












ボルト類も、キレイに磨いてグリスアップ


そうそう


こういうボルトもそうですが、アクスルシャフトなども何故グリスを塗るか知っていますか?


意外と知らない人が多いんですよねぇ~












ってことで、全て組みあがって試乗したのですが、ここでトラブル発生










燃料入れたのに、ゲージが動かん


でも、この原因は・・・もうGSFなら定番のトラブルです。












ちゃちゃっと直してOK









その後、お客様が乗って帰られましたとさ