BANDIT1200 納車整備 5
いきなり本題です(笑)
昨日のご報告に引き続き、今日はフロントブレーキ周りなどの整備の様子です。
この状態では安心できません。
キレイに清掃して点検していきます。
良く見えないかも知れませんが、ピストンに大きな異常は無さそうです。
どちらにしても、まずは洗うことが肝心
夜の作業でしたので、店内で洗浄・・・
トレイやバケツやブラシやスプレーを駆使して
ピストンも磨き終えると、こんなにキレイに
何度も何度もピストンを動かしましたが、指でスムーズに動くのでOKでしょう
最後に㊙潤滑剤を使って仕上げました。
その他の部品もキレイに磨いて
パッドの残量も問題なし
ライニングの剥離なども見られないので、面取りして使います。
各部、ワコーズのブレーキプロテクターなどを使い、グリスアップ等をして・・・
左側が完成
反対側も同様に。
キレイになったでしょ?
こちらもパッドの残量は充分
各部品を磨き上げて・・・
右側も完成
フルードはウーロン茶状態
これを完全に抜きます。
それと同時に・・・
ピストンやレバー周りのチェックを。
これじゃ動きは悪いですよね
この辺の部品もキレイに磨いてグリスアップします。
もちろん、マスターシリンダー側もキレイに磨いていきます。
ブーツも外して点検。
磨いて、ピストンも潤滑剤でスムーズに動くようにしました。
ここで使う潤滑剤。5○6とかじゃダメですよ
ラバーグリス系のものなど、ゴムを保護するものを使います。
忘れずにブレーキスイッチのメンテもします。
適材適所。当店では、色んなケミカルを使い分けています。
その後、レバー類もグリスアップして組み立てて・・・
マスターシリンダーのタンクにキレイなフルードを満たしてエア抜きをします。
見た目じゃ分かりませんが、整備する前とした後とでは、動きが全く違います。
エア抜きが終わったら、ダイヤフラムをチェックして元通りに組んでいきます。
これでフロントブレーキは完璧
フォークなどの点検も終わっているので、フロント周りは完成です
そして、クラッチマスターも一緒に整備していきます。
レバーのグリスアップやブーツの交換など、一通り済ませてから・・・
フルードを全て抜いて、タンクをキレイにします。
その後・・・
キレイなフルードを満たしてエア抜きをします。
ブレーキと同様、ダイヤフラムもチェックして元通りに組み立てます。
完成
ステムの状態などのチェックも終わっていますので、これでハンドル周りやフロント周りの整備は完了です
次はリア周りの作業です。
と、とりあえずこの続きは後ほどご報告します。
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