Ducati 250 Desmo 1976
248cc 空冷4ストロークSOHC単気筒
「デスモドロミック」というバルブ開閉機構が採用されています。
2バルブ900cc空冷エンジン デスモドロミックの動作
一般的に広く採用されるバルブスプリングを使って、バルブ開閉をおこなう方式。
「デスモドロミック」はドゥカティエンジンの代名詞的な存在ですが、最初に特許を取得したのはダイムラー・ベンツ。
デスモドロミック機構を採用したエンジンを市販車で最初にリリースしたのがドゥカティ(マーク3D 1968年)だそうです。
その背景には、むかしはレースなど、エンジンが高回転まで回った際、バルブ開閉のタイミングが追従できなくなる(バルブサージング)などの課題がありました。
その対策として、ドゥカティはデスモドロミックに目をつけたわけです。
まとめると、レースで採用→市販車に採用→ドゥカティ=「デスモエンジン」というイメージの定着、といったところでしょうか。
現代でもドゥカティの市販車・MotoGPマシンにデスモドロミックが採用されています。
クラシックバイクの雰囲気を崩さない落ち着いたデザインのYSS製ツインショック
同社の製品は車種専用設計のためボルトオンで取り付けられます
イニシャル調整・リバウンド(ダンパー)調整機構つき
※YSSの写真はYSS-THAiLANDより引用
ドイツのクラシックバイクレースの参加車両を見るかぎり、ドゥカティはもちろん、さまざまな車両でYSSサスペンションのユーザーがいることがわかります。
2023 ドイツ オッシャースレーベン クラシックバイクレース
有限会社ガレージ湘南
旧車ライフお役立ちコラム
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