CB125T 2001年
142ccボアアップ 軽二輪登録車
「プロリンクをオーバーホールした時以上に、しなやかに動くようになりました。まるで別のバイクです」
オーナー様
「予算はどうでもいいから、持病ともいえるCB125Tのプロリンク固着を根本的に解消してほしい」
との依頼で、各部をフルベアリング化しました。
実験用のプロリンクをオーナー様に用意していただき、分解して構造を検証。構造的に固着しやすい箇所、動きが悪い部分を見極めた上で、最適なベアリングを選びました。
予算的にもかなり大がかりな作業でしたが、その効果は大きかったようです。
過去にプロリンクのグリスアップを行いましたが構造上、1年ほどで固着したため、今回のご依頼に至りました。
3年のテスト期間を経て、分解と検証をおこないました。(後述)
「どうせやるなら・・・」ということで、簡易的ではありますがウレタン塗装(クリアなし)しました。
(塗装の剥離、下地処理はお客さまによるもの)
カラーの部分をニードルベアリングにすることで、サスペンションシステムの動きが良くなり、路面追従性が大きく向上しています。
ベアリングも吟味した上で選定。750cc並みの強度で設計しているため、ただニードルベアリング化だけのものではありません。
完成
3年経っても、設計どおり固着することなく、スムーズに動いていました。
お客さまのレポート
有限会社ガレージ湘南
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