本当の自分は
『 こんなもん 』 だった
2014年も始まり一か月が過ぎた
年初に今年の目標を立てた方も
多いと思うが、僕の今年の目標は
『 捨てる 』 ということである
自分にできる事は限られているので
フォーカスを絞り、余分なものは
『 すべて捨てる 』
という事を意識して行きたい
今でも、あまり変わっていないので
偉そうなことは言えないが
かつてはあれもこれも手を出しては
上手くいかずに
自己嫌悪におちいっていた
いわゆるノウハウコレクターである
自分が嫌いになるというのは
自分への評価が低い、ということでは
ない
逆で自分への評価が高いから
上手くいかない自分が嫌いなる
『 本当の自分はこんなもんじゃない!』
思っている自分と現在の自分に
ギャップがあるから嫌いになるわけなのだが
そもそも、その思っている自分に
全く根拠がないのである
例えば
『 去年まではこれだけ出来たから
今年はここまで出来るようにしよう 』
とか、具体性があればいいのだが
そんなことは、全くない
なんの根拠も努力もないくせに
『 自分はもっとできるはずだ 』
と希望的観測で思っているわけである
それで、うまくいかないと傷つく
自分の可能性を信じているというのは
素晴らしいことなのだと思うが
今の自分も受け入れられないで
てめえで勝手に傷ついてりゃ
世話がないのである
しかし
できない自分を受け入れるというのは
すごく悲しくて辛いことだ
自分が弱いのを認めることになる
認めるのは嫌なので
出来ない自分に
イライラしたり、責めたりして
気分を切り替えることができなくなる
そして、上手くいかないのは
環境のせいだ
家族のせいだ
あいつのせいだ
と、何かの「せい」にしようとする
上手くできるはずの自分を守るためには
自分以外の何かの「せい」にするしか
方法がないからである
これを世の中では
「 言い訳 」 と言う
そうすると、そのうち
行動することをやめる
失敗して、できない自分を
突きつけられるのが怖いから
行動するのを辞めてしまう
自分が何を怖がって行動できないのかも
分からない
行動できない自分を責め続ける
結果
何年たとうが状況は何一つ変わらない
と、いうことになる
できない自分を受け入れるのは
怖い
自尊心が傷つくのはもっと
怖い
でも、ダメだったらそれを認めて
受け入れてあげれば
いいのじゃないだろうか
それが、自分に対する
思いやりなのではないだろうか
まずは、できない自分を
認めて受け入れてあげる事
きっとそこからすべてが変わる
あなたもきっとあるだろう
自分自身が嫌になる時
『 自分は、こんなものじゃなかったはず。。 』
でも
こんなものでも
いいじゃないか
どこにいたって
いいではないか
今、自分がどこに立っているのか
きちんと分かっているからこそ
そこから旅に出ることも出来る
行きたい場所に
少しずつでも進んでいれば
見える景色だって変わってくるはず
そう
そうやって自分の位置を確認して
歩きはじめた時こそが
本当の可能性の始まり
本物のあなたは
『 そんなもんじゃない 』
のである