「 価値のある良いことは、
時間も手間もかかる 」
ターシャ・テューダー
※ お手入れをしたのは左足（写真右の靴のみ）です。
『 見違えるように
くたびれた革靴が蘇るクリームが
あるのですが。。。
知りたい人は他にいませんか？』
店長青山です。
本日は革靴の手入れの道具。
当店が正規販売店として
お取り扱いしている
乳化性クリームのお話です。
乳化性クリームとは？
革靴に必要な水分と油分をとバランスよく与え
適度な艶をもたらすのが
乳化性クリームの役割です。
乳化性靴クリームの主な成分は
水＋ロウ＋油＋乳化剤で配合されています。
油分＝栄養だけでなく
革に潤いやしなやかさを与える水分が
充分に入るのが特徴です。
他の靴クリームとは
ここが違うんです！
多くのビン入り靴クリームの製造方法は
冷却式という製造方法をとっています。
これはクリームの材料となる
水＋ロウ＋油＋乳化剤に
熱を加えながら攪拌し、
クリームを型に流し込むやり方です。
プリンを作るようなイメージといえば
わかりやすいでしょう。
その為、この方式で
作られたクリームは表面が平らになります。
大量生産のクリームの作り方です。
それに対し、当店で販売している
乳化性クリームは
ソリッドフィル方式 という方法で
クリーム状態のまま直接ビンに充填されています。
イタリアの工場で熟練の職人が１点１点
丁寧に充填します。
クリームの調合、さらにビンへの充填も
ひとつひとつ厳しい目でチェックしながら
丁寧に行います。
この方法が特に優れている点は
製造したクリームをそのまま充填していくので、
クリームの原料であるロウや油などの成分が
変化しにくく、伸びや、柔らかさ、
浸透性の良さを保つのに最適
という点にあります。
ソリッド・フィル方式は作り方としては、
非常に難しい方式です。
熟練の職人の手作業の為、
手間が非常にかかり、大量生産できません。
近年では大型機械によって量産された、
無機的な靴クリームが多い中、
昔ながらの伝統的製法といえるでしょう。
こちらをご覧下さい！
イタリアの工場からこの状態のまま届けられたクリーム
クリームの蓋をあけると、
まるでホイップクリームのように
角が立っています。
これがソリッドフィル方式の証なのです。
イタリアの工場からこのままの状態で
柔らかいクリームを当店まで届ける、
その労力を想像してみて下さい。
いかに大変なことなのか、
容易に想像が付くと思います。
最高品質のクリームを
お客様に届けたいとの想いから
クリーム１つ１つを熟練の職人が
長年の感覚とその目でつくり上げていくという
こだわりを貫いて届けられたこのクリーム。
そのクリームの名は
「 M.モゥブレィシュークリームジャー 」
といいます。
「 M.モゥブレィシュークリームジャー 」
※ お手入れをしたのは左足（写真右の靴のみ）です。
当店では、この【M.MOWBRAY】のこだわりぬいた
最高品質のシューケア用品をお届けするべく
【M.MOWBRAY】の正規販売店
となっております。
今回ご紹介した
【M.MOWBRAY】シュークリームジャー に関しては
日本の代理店がお取り扱いしている全18色すべてを
取り揃えております。
愛する靴を長く、一生涯にわたって
大切にしていきたいとの想いをもたれている
靴愛好家の皆様。
是非一度、
こちらのクリームをお試しください。
あなたの愛靴を必ずや、長く良いコンディションに
保ってくれることでしょう。
是非、当店にてお求めくださいませ。
それではまた！
動画
「 M.モゥブレィシュークリームジャー 」
日本で発売の全18色 各￥800- （＋ｔａｘ）
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