こんにちはガレージマウロアの門馬です
天気が不安定ですね…
札幌はまだ良いですが本州の方はヤバいようで…梅雨と台風が重なる時期は本当にイヤですね
梅雨のない札幌であろうと安全第一で「まぁ大丈夫だろう」とは思わないように気を付けたいですね
さて本題ですが…
先ほどサブガレージで私は電装系の作業をしておりました
代表の口笛が聞こえていたのですが…
ふと見るととんでもないことに…
何もない…
実はこのハイゼットトラックは不動車で買ってきたのですが思ったよりも機関系の状態が良くなかった一台でして…
なにをしても車輛の電源が入らず、珍しく当社でもすぐに復活させられない状態でした
結果的に部品取りの丸車が手に入ったのでやることは…生きている機関系部品を「全移植」します
まずこっちの不動車をすべてバラします…次に生きている側の丸車も同じくすべてバラします
後は生きている機関系部品をこいつに組み上げれば完成
という流れですが…これって修理ですか…
フレームが用意された状態で機関系を組み上げて1台作るようなレベルだと思うのですが…
配線が訳わからんことになってます
これをもう1台同じようにバラし、活かす車に移植後すべて正確に組み上げるという一般的に見れば意味不明なとんでもない作業です
朝の事務所休憩タイムの後にリフト未使用のウマをかけた状態で上げてからお客さんが来て小一時間ほど対応していたりお昼ご飯も普通に食べてみんなとワイワイして実質半日もかからずに口笛を吹きながら1台全部バラすって…
すごいとは思いますが代表がやっていると「まぁ…代表にしたらこんな大がかりな作業も半日程度で終わらせるのが普通なのかな…」ってなってしまっている自分の感覚が怖いです
普通の人だとどのぐらいかかるんですか?って聞いても「全バラだからね、どうだろうね?まぁ半日で終わるんじゃない?」って…それは本当ですか
代表は自分が早いとかすごいとか一切口にすることもなく別に誰でも出来るよみたいな感じで当たり前のようにやってしまうので私も一般の感覚が迷子になってます
こないだの80のフレーム修理やら、ミラのフレームを作ってみるやら、サーフのエンジンをバラしてヘッドをオーバーホールするやら、オールマイティすぎて本当に車に関して出来ないことはないと感じます…代表がもし「これは無理だわ」って言ったとしたら私は素直に「これは本当に無理なんだ…」って思ってしまいます
お客さんの車でも症状を聞いて一瞬で「〇〇がダメですね」とか見抜いて現車も正にそこがダメになっていたりするので色んな症状を見て直してきた経験は本当にすごいです
そんな代表とスタッフ達で親身にお安く対応することを心がけている工場ですので是非お車のことで困りました際にはご利用頂ければと思います
ハイゼットは間違いなく近い内に復活すると思います
それでは、また次回