一年に数回程度ですが、本気モードの時にはフィルムカメラを使用します
フィルム代や現像代も高いしカメラも重い シャッタースピード絞り
ピント合わせまで手動で行わなければならず不便この上ない
肝心な時にフィルムが引っかかっておらず一枚も写真が撮れずに
ひんしゅくを買った昭和の壮年期のお父さんも多いとおもいます( ´艸`)
しかし、歌もそうなのですが人を感動させる作品というのは
がんじがらめの不自由さから生まれると思っているのですよ
自分はその不自由さを楽しんでおります
今回は面識のないご家族の写真となりますので親族の方などで
「意義あり」という方はご連絡ください。速やかに削除させて頂きます
※今回も写真がよく撮れていましたので、潮来市役所に連絡をして現像した写真
とフィルムも全て送らせてもらう事にいたしました
まー、おめでたい写真は何枚あってもいいだろうし
写真やフィルムを自分が持っているより、ご家族の手にあったほうが
いいでしょう
いよいよ嫁入り舟がスタートいたします
完全な夏日でしたので、お嫁さん
は暑かったでしょうね
お父さんお母さんはどんな気持ちなんでしょうかね
きっと幼い時の娘の姿を回想するのでしょうか
ゆっくりと舟は進んでで行きます
潮来の嫁入り舟 このイベントも3回目ですからね
撮影場所も心得ております( ´艸`)
親族の方のカメラマンもチェックしておきまして
撮られていないアングルは代わりに押さえておきます
あやめの道を二人でゆっくりと歩きます
もし雨だったとしても、とても絵になると思いませんか(・・?
「あれから何十年?」
沿道に居るオジサマ、オバサマも昔を思い出し
声援をおくります
イメージしたのは1951年 小津安二郎の映画「麦秋」のラスシーンの麦畑
母親役の東山千栄子が軒先から見える白無垢花嫁を見て呟きます
「どんな所にかたずくのでしょうかね」
とても好きなシーンです
小津安二郎の映画って娘役の原節子に「早く嫁に行け!」というのが
ほとんどですよね(笑)
人力車に乗り戻ってきました
「お前百までわしゃ九十九まで、共に白髪の生えるまで」
今の時代 個人情報も有るしそんなメンドクサイ事は出来ません
と言われるかもと思ったのですが(笑)
潮来市役所の担当の方が快く引き受けてくれました
後日、佐川急便にて送らせて頂きます
一応これでも20年後を考えて撮っているのですよ
子供も大きくなりお正月やお盆に家族で集まったときに
ふと書棚からアルバムを取り出して「お父さん、お母さんは潮来で
舟に乗ったんだよ」とアルバムを囲んで談笑する家族の姿を
全く面識のない家族を一瞬でも笑顔にできるとしたら
カッコイイと思いませんか←自画自賛