※ 現在エンジンスライダーやエンジンガードを装着している方を

  批判するような話では有りませんのでお間違えの無いように(笑)

 

仕事としている以上、一般のユーザー様より数多くの車両を取り扱います。

そうするとある共通点が見えてくる場合が色々とあります

 

その一つがエンジンスライダーやエンジンガードを「装飾品として付けている」という

方は別として「転倒した時に安心だから」という理由で装着されている方の

バイクはまず間違えなく転んでスライダーに傷が付いているという事

 

よく引き合いに出す話なのですが、テーブルの上のペットボトル

「落ちても構わないや~」などと思っていると本当に肘などでひっかけて

落とすことがあります。

本当に潜在意識レベルの話なのですが、スライダーやエンジンガードを

取り付けると「転んでも安心」という気持ちの隙間が生まれているはずです

もし、テーブルの上の器が壊れやすいワイングラスや

何百万もするガレの作品で有ったとしたらテーブルから落とす事

は無いでしょう

 

バイクなんて転んで傷が付いて壊れても直せばよいだけの話ですが

転び方によっては取り返しがつかなる可能性があるのが身体です

 

ツーリンクでも実際に次の休憩まで乗車している時間は1、2時間だと思います

武道の型のようにサイドスタンドを払ってからサイドスタンドを下すまでが

乗車の型

 

レース時代に師匠に言われた言葉は「絶対に転ばず、絶対速く」

です。サーキットを走る競技としては少し矛盾しているような気もしますが

タイムが出るようになった時にその言葉の意味が少しだけわかりました。

 

プレスライダーの方のTRX850

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