3ヵ月が経ちました。現在でも8,000人以上の方が
行方不明との事です。
亡くなられた方の名前は新聞の2面以上となり
天災とはいえ、まるで戦争のようです
事が出来る方がいる一方で、いまだに安否が分からない方が
8,000人以上います。
時計の秒針が新たに動き出した方がいる一方、安否の分からない身内の
方などは「あの日の、あの時間」で時計が止まってしまっている事でしょう。
何人もその人の時計を勝手に進める事は許されません。
善悪さえ分からない子供たちにとって、迫りくるガレキや
津波は、さぞ怖かったであろう。
「せめて、父親、母親の腕の中で」と想ってしまうのは
何もできない自分の偽善の想いなのだろうか
日本国民として生活をしている中で、全てを失った場合には
やはり国を頼るしかないのですよ。
そのリーダーの最新のコメントは、「震災対応における私の役割がはっきりしたら、私は責任をより若い世代に手渡すつもりである」
震災は天災なので誰もリーダーの責任だとは思っておりませんよ。
もし、責任という言葉を使うのであれば、責任は取るものであって
手渡すものではありませんよ。
「自分の役割がはっきりしたら」とは、一体いつの事なのでしょうか?
行方不明の方の安否が最後の一人まで確認できるまで、現在の
リーダーには踏ん張ってほしいですね。
政治家の人は何故か「先生」と呼ばれます。
どうか「先生」という言葉に恥じない、言動と行動を。
被災された方に必要なのは、野球場を眩く照らす光ではなく
暗黒の暗闇の中で一歩先の足元を照らし続ける、たいまつの火で
あることをお忘れなく。