こんばんわ。セカンド店長です。
失敗しないライトの色選び~ケルビン数について~
ケルビン数は色温度のことです。色温度とは光の色を数値で表したもので単位は(ケルビン=K)で表されます。以下の写真はそれぞれの色温度の写真となります。
さて、HID化するにあたり一番気になるのが、『色温度(ケルビン)』ですよね。HIDにすれば、間違いなく明るくなりますので、ワット数よりは色温度(ケルビン)をどうするか。悩まれる方が多いと感じます。
・車検に通るケルビン数と通らないケルビン数は?
・ケルビン数毎で値段は変わるのか?
・どの色が人気なのか。
・視認性(見やすさ)が良い色(ケルビン)は?
・どの色が自分の車に合うのか。
・ヘッドライトとフォグランプのケルビン数をどんな合わせ方が良いのか。
ライトの色たけで少なくとも、これだけ気になる部分が出てくるかと。
HIDに交換して、『これから、カーライフを楽しむぞ!』という方に、『色味が気に入らない』そんな状況にならないために、正しいケルビン数の選び方について書いてみます。
ケルビン数で悩んでいる場合または、ヘッドライトとフォグランプでHIDを検討している方は、参考にしてください。
※6000ケルビンでヘッドとフォグを統一(左の写真)
※ヘッドは6000ケルビン、フォグに3000ケルビンを取り付け(右の写真)
車検に通るケルビン数と通らないケルビン数は?
車検では青みが入っていると通りません。※検査員の判断によって通ることもあるようですが、地域によっても異なります。
ケルビン数毎で値段は変わるのか?
ケルビン数事で値段は変わりません。値段が変わるのはワット数(明るさ)が変わると値段も変わってきます。
視認性(見やすさ)が良い色(ケルビン)は?
見やすさはルーメンという単位で表されます。この数値が大きいほど、見やすくなるのですがケルビン数とは相反するもので、ケルビン数を上げるとルーメン数が下がります。
例えば、ハロゲンは1200ルーメンに対し、6000ケルビンになると2900ルーメンほどまで明るく見やすくなります。ただ8000ケルビンになると2200ルーメンまで下がってしまうので見やすさで決めるのなら6000ケルビンがおすすめです。
※ケルビンとルーメンの比較
ケルビン数で悩む主なパターン-1つ目は純白にするか、少し青みを入れるか-
これはケルビン数に言い換えると6000ケルビンか8000ケルビンかという選択になると思います。これは完全に好みなのでなんとも言えませんが、車検を意識すると6000ケルビンの純白色が妥当でしょう。
理由は、上記の車検のこともあると思いますが、視認性の関係や基本的には純白色に憧れるユーザーが多いと思います。
8000ケルビン以上になると実用レベルは低くなりますが、ファッション性は良くなります。また、他の人と差別化を図る場合は、8000ケルビン以上が良いかと思います。
ケルビン数を選ぶ際は上記を参考にして頂ければと思いますが、もしそれでも迷われているなら、間違いなく6000ケルビンをおススメします。
2つ目:フォグランプをイエローにするか。ヘッドライトと合わせるか。
やはり同じケルビン数でヘッドライトとフォグランプを合わせるユーザーが多いです
【ヘッドライト6000ケルビンとフォグランプ6000ケルビン】
【ヘッドライト8000ケルビンとフォグランプ8000ケルビン】
上記のように合わせるユーザーが多いですが、その中でも上下で異なるケルビン数を取り付けるユーザーも少なくないです。
これはケルビン数に言い換えると【 3000ケルビン 】にするか【 6000ケルビン 】にするかって感じと思います。
【ヘッドライト6000ケルビンとフォグランプ3000ケルビン(斜めから)】
【車内からの写真】
見た目もホワイトとイエローでカッコイイですが、この組合せを行うユーザーの最大の狙いは【 実用性 】ではないでしょうか。
実用性といのは、視認性=見やすさの部分になります。実は、雨の際に威力を発揮するのは【 3000ケルビン 】のイエローバルブが一番視認性は良いです。
ホワイト色の場合は、雨の水滴自体に光があたってしまい少し見えにくくなりますが、イエローバルブですと、それが非常に見えやすくなります。
そもそも、フォグランプというのは霧灯とも言うので、視認性を確保し、同時に他の交通からの被視認性を向上させる目的で装備されるため、この組合せをするユーザーが多いです。
まとめると・・・
当社で圧倒的な人気は6000ケルビンであり、ヘッドライトとフォグランプで同じケルビン数で合わせるユーザーが多い。
ただ、安全性を求めるユーザーは3000ケルビンのバルブをフォグランプに取り付ける方が多い。
見た目や安全性の観点からケルビン数を決めていただければと思います。
【ちなみにハロゲンバルブはこんな感じ・・・】