いくつも重なってしまっていた昨日の仕事は、手伝って下さった方のお陰で、無事終わらせることができました。
さて。
別件で一昨日、不思議なお問合せがありました。
お客様がおっしゃった30年くらい前にうちが紹介したという専門家2軒の名前に全く聞き覚えが無いのです。
その時期僕はこの仕事をしてなかったのですが、実家の家業で長男ということもあり、当時の専門家様は漏れなく知っているはずですが記憶にありません。
さらに会社の資料や記録、お問い合わせいただいたお客様の名簿の情報にもその様な記載がありません。
おかしいなと思っていたのですが、考えた末結論が出ました。
それは、うちで当時働いていた社員が、会社で取引している専門家ではなく、自分の知っている専門家を紹介したのだろうということ。
さらにその専門家から紹介料として自分に何割か戻してもらうようにしていたのだろうということ。
専門家の紹介は、会社の業務の一つです。
会社に紹介料として割戻をしてくださるという専門家様もいらっしゃいましたが、当時の経営者であった両親はそれを全て断り、
「今回の分としてうちにも1件お客様を紹介してください」
と言っていた様です。
貸しを作って置けば気にかけてくれるだろうし、割戻よりも遥かに大きな利益が出ますからね。
なんでこんな話になったかと言うと、その社員は他にもお客様から仕事を自分自身で直接契約して代金を懐に入れていたり、あるいは営業に出ているふりをしてテニスをやっていたり(一説にはコーチのバイト)、親族で集まり麻雀をしていたりと言うことがありました。
テニスについては当時国産車ディーラーで働いていた僕のテリトリーにそのテニスクラブがあったため、駐車場に営業車として買い与えたスカイラインが止まっているのを幾度も目撃しています。
しかしながらその人は母の親戚であったため、時に口頭で注意するくらいで大半は父も見て見ぬふりをしていたのでした。
しかしながらある時紹介者様からご紹介いただいたお客様のご依頼の一部を自分で契約して自身の口座に送金させたことからお客様がおかしいと気づき、紹介者様も激怒し、うちも信用をなくし、今後の紹介もなくなるどころか、紹介者様の名誉を傷つけたとして訴訟にすらなるところでした。
当の本人は退職して田舎に引っ越しましたが、今度は一生懸命やっている息子を突然首にするなんてと僕の祖母が激怒したそうです。
社長である父はその悪事について伝えず、ただ言われつづけるのを我慢していたそうです。
つまりそんな人ですから今回の件も冒頭の様なことが想像できたわけです。
親戚というのは有難い反面、何かあった際になかなか言いにくいという面もあります。
今後その本人以外の親戚づきあいも考慮しなければなりませんし。
でも甘すぎだと思うね。
反論がある方はどうぞ直接僕に言ってください。
あなたたち親族の作った問題を、孫であり甥であり息子である僕が一人で負っていることもお忘れ無く。
さらにやった事実は変えることができませんし、どう考えても会社に対しての背任行為ですから。
ダメな人の周りにはダメな人しか集まらず、そんな人が紹介する人もまた似た様な人なのです。
類は友を呼ぶ
って言うアレです。
今回うちが紹介した専門家が立て続けに音信不通となったとお客様から言われたので、
なるほど
と思いましたね。