昔欲しかった車のうちの一台です。
MVSヴェンチュリー。
第28回東京モーターショーで撮影。
フェラーリ348によく似たシルエットの、フランスのミッドシップカーです。
他にも当時欲しかった車でマセラティ・カリフというのがありました。
簡単に言うとビトゥルボ・スパイダへにハードトップを取り付けたような車でした。
これは222とかかな?
顔が同じだからわかりにくい。
第29回東京モーターショーで撮影。
国によって同じ車名でもエンジンも異なりマセラティは難しいな。
後輩にビトゥルボ425iに乗せてもらったことはありますが車内は野球のグローブっぽい匂いがしました。
あるいはロータス・エスプリターボSE。
ハイマウントウイングになる前の正にこのあたりのモデルが欲しくて実際に草加の方にあったショップさんに買いに行ったのですが、店舗がもぬけの殻で驚いたことがありました。
あれ?
今気づいたけどもしかして契約してお金払っていたら大変なことになっていた?
ちなみにモーターショーで見た車という事で続けますが、Z32は新車で1台、中古車で2台買いましたね。
アンフィニRX-7は当時買うつもりなど全くなかったのですが、製造中止になってからなぜか中古車で2台衝動買いしました。
ルノー・ルーテシアも買う予定が全くなく、カルフール幕張で見たこのひとつ前のクリオのウィリアムズが欲しかったのですが、なぜかこれを買ってしまいました。
前の型のクリオのようにフランス車らしい柔らかめのシートかと思ったらドイツ車のような硬めのクッションとパンと張った表皮でがっかりしました。(見ずに買った)
G50型のプレジデントはディーラー勤めの時に何台か販売しましたのでよく乗って知っていた車ですが、2回ほど買いそうな時期がありました。
1台は下取りに入ってきた変わったボディカラーのもの。
父にも勧めたのですが新車のセドリックが買えてしまう価格でしたからね。
もう一台は市役所との商談で、ちょうどモデルチェンジの時期で、意地の悪い管財課の担当者が注文してキャンセルしてやるとほざきやがったため、1千万を工面することを真剣に考えました。
それは僕のミスなどではなく、ちょうどマイナーチェンジの時期に購入を希望されたもので次の仕様がわからなかったし、ディーラーには教えてももらえなかったことに腹を立てたのだと思います。
いまだにそいつの顔覚えているよ。
営業所所長もそうですし誰一人として助けてくれなかったので、キャンセルになった際自分で一千万円を用意する算段をしましたがどうしてもまだ足りず困ってしまいました。
3台持っていた車を売り、貯金をはたいてもやっぱり足りない。
一年目の新入社員だしね。
そりゃ無理だよ。
結局キャンセルされることなく無事収まったんだけどね。
当時の市長様は、僕が大好きだった幼稚園の先生のお父様でしたが、直接お会いする機会は無く、市長様のご意向でごねたわけでもないのでそれだけは間違いなく。
地元はあのマツモトキヨシ市長をはじめとして歴代の市長様はアクティブで素晴らしい方ばかりですね。
プレジデントを納めた後のその次の市長様とは、僕が日産を離れて車でのお付き合いはゼロでしたが、実家の稼業を通して親しくして頂いておりました。
その時に欲しかった車を見ると色々なことが思い出されます。
その車を手に入れることにより、叶わなかった願いが成就するような気持になるために、僕は昔の車を買い続けているのかもしれません。
いつの間にかそんな車たちが24台にもなってしまって、維持費ヤバいです。