海外のガソリンスタンドで、給油ガンを挿したまま車が走り出してしまい、給油機が倒れて炎上する事故のニュースを見ました。

 

そこは店員さんが車の脇に立っていたので、セルフスタンドではなく、給油途中だったのか、あるいは終わってまだガンを抜いていない状態だったのか映像が事故の直前から始まっている為、よくわかりませんでした。

 

実氏は以前勤めていたディーラーでも同様の事故がありました。

 

それはディーラーと契約しているセルフ式ではないスタンドでしたが、店員さんが給油が終わってもガンを抜かずに他の車の方に行っていたため、既にガンを抜いたと勘違いして発進してしまったのでした。

 

給油機が倒れることこそなかったのですが、抜けたガンから吐出したガソリンが近くにいたお子さんに頭からかかってしまいました。

 

お子さんはすぐに救急車で搬送されましたが、最悪失明すら危ぶまれるような可能性があったとも聞きました。

 

ガソリンスタンドの給油中に火気を使うことなど通常はありませんが、たまにくわえたばこをしながら出てくる搭乗者や、たばこの灰を窓から捨てている輩も見たことがありますが、もしそんな輩がその時近くにいたなら最悪の状況も考えられたわけです。

 

その時からガソリンというものはとても危険であるという事をあらためて胸に刻み、それを扱っているガソリンスタンドという場所自体も実は危険な場所であるという認識を持つことが重要だとわかりました。

 

給油中は、お子さんだけではなく、誰でも用が無ければ外に出ないこと、そして不用意に給油機には近づかないという事が必要ですね。

 

当時はセルフスタンドは日本ではほとんどなかった時代ですが、今ではかなり普及している為、利用者が操作を誤ることもありうるのですから。

 

ただし、セルフスタンドの給油ガンは、レバーを握っていない限りは吐出しない仕組みですから、外れても噴射するようなことは無いと思いますが。

 

京アニの事件もそうですが、ガソリンは灯油とは違い近づいただけで気化したガソリンに引火します。

 

それは火が点いたというレベルではなく、一気に爆発します。

 

何度も言ってますが、2回ほどそういう爆発を見たことがあります。

 

昔アルバイトしている際に親方が、廃材を燃やすのに火種が弱くガソリンを足して・・・と思って携行缶を近づけノズルを向けた瞬間、ボンという音とともに空中で爆発したのを2回見ました。

 

燃えているところにぶっかけようとしたことが逆に良かったのか、幸いけがはありませんでしたが、火種の無いところにジャバジャバかけて火を点けようとしたならその瞬間自分も燃えていると思います。

 

ガソリンはとても危険という事をもっと知らしめした方が良いですね。