5月14日、首都高湾岸線で追い越し車線に停止していた乗用車2台に後ろから来たトラックが追突し、1人が死亡しました。
目撃者の情報によると、何らかのトラブルで停止していた車を助けようとしてその車の後ろに停車させ車外に出ていたところを撥ねられたそうです。(どうやらパンクのようです)
助けようとしていた28歳の男性は、自動車整備専門学校を卒業後、整備士として働いていたそうです。
間違いなく優しい方だったのでしょう。
追い越し車線に停車するのはとても危険な状況です。
湾岸線のこの辺りは3車線でほぼ直線が続く道なので通過する車はかなりのスピードを出して走行しています。
そこに停車すれば自分も危険な状況になるとわかっていても、他人のトラブルを見てそのまま素通りすることはできなかったのでしょう。
ご冥福をお祈りします。
確か以前も、似たような事故がありました。
大型バスが東北自動車道を移動中にエンジントラブルで停止してしまい、同乗していたネパール人男性二人が女性運転手と車体後部のエンジンを確認していたところ、トラックに追突されて3人が死亡した事故。
亡くなった20代の男性二人は整備士を目指していたそうです。
東北道でバスにトラックが衝突した事故 直前の様子 (youtube.com)
今回同様善意の若者が命を絶たれるというとてもやるせない状況でした。
ご子息の明るい未来を応援して我が国に送り出された親御さんのお気持ちを考えるととてもやるせない気持ちになります。
この事故は昨年の5月16日に発生したものでした。
偶然にも今回と同じ時期ですね。
ご冥福をお祈りいたします。