昨日突如ネットニュースを賑わせたペーパー車検2000台の件。
画像に写っていた車種とその所在地からもしかしたらと思っていました。
最新のニュースでは、ほかにも複数の差し押さえられた車種が写っておりました。
ロータスエスプリとルノーアルピーヌ。
僕の思っていたその会社はロータスとFRPボディーの修復やチューニングで全国に名の知れたところです。
そしてルノーアルピーヌはFRPボディです。
うちの店(車屋ではない)は江戸川を渡れば葛飾というすぐお隣の松戸市にあります。
だから以前はよくピカピカのロータスヨーロッパが走っているのを何度も見たことがあります。
で、僕は大のロータスファンです。
昔、エスプリターボSEを埼玉のとあるショップに買いに行ったもののお店がもぬけの殻という不思議な現象に遭遇して以来、現在までご縁がありません。
(その後もさらに買い損なったことがありましが…)
しかしながら小学生の時の文集に寄せた作文のタイトルが『ロータスヨーロッパ』という筋金入りのロータス好きです。
部屋の壁にもアイドル歌手ではなく、ロータスヨーロッパのパネルを飾ってましたし、好きな漫画はもちろんサーキットの狼。
映画も観に行きました。
話を戻しますが、心当たりのあるショップならば、ボディーも綺麗に仕上げてもらえるし、ロータスはシャーシーも交換可能のためやろうと思えば新車の様、あるいはそれ以上にできるだけの技術を持ったショップさんです。
そんな有名ショップさんが本当に不正を行っていたのでしょうか。
ニュースには会社名が出ていないのでまだ確定したわけではありません。
最近レク〇スなどの大手ディーラーでも車検時に検査項目をやらずに通していたという不祥事のニュースが立て続けにあり、その結果指定を取り消されています。
指定を取り消されると車検場に持ち込みラインを通さないといけない状態になります。
さらにもし分解整備の認証すら剥奪されてしまったら、そこでは車検もしくはそれに匹敵するような重整備ができないということになってしまいます。
そのディーラーや工場にかかりつけのお客さんには迷惑が掛かりますね。
一般的な話をするとディーラーでも信頼できないような対応、仕事をするところは多いです。
僕が個人で排ガステスターまで購入して自分で車検を通しているのは、所有している車の数が多いからと言うことだけではなく、信用できない人が多いためでもあるのです。
知識や技術、道具もしっかりそろっているのに、それを発揮することなく手抜きしたり、不必要な整備を偽ってやらせて請求する輩が本当に多い。
職人である僕は手抜きが大嫌いです。
適当な設計やずさんな計画、単に知識不足で知らないだけと言うこともよくあるみたいですが、プロとして恥ずかしい。
そういうところに出すよりも、自分の方が間違いないじゃないか。
自分は自分に絶対嘘つかないし。
僕に車検整備をやってくれと言う人もいるのですが、今は身内の車しかやりません。
ニュースのようなことがあるとより世の中の車離れが進んでしまいますよね。