昔、不定期にて放送されていたザ・ドリフターズのリーダー、いかりや長介氏のアフリカの旅行番組は欠かさず観ていました。
それは日本であまり知られていない部族の村を訪れて一緒に生活するというとても興味深いものでした。
その番組の最後に何度か
「いつかは行ってみたい」
と話していた村がありました。
それは、
99人の村
と言ったと記憶しています。
もしかしたら100人の村だったかもしれません。
その村は、定員が99人と決まっており、100人目として生まれてきた赤子は、即座に処分されてしまうのだと。
誰かが死に、欠員が出た場合のみ新たな命を生かすことができるのだと。
99人と定めた理由は、村のキャパシティがそれ以上対応できないためだと思います。
食べるものだったり、住む場所だったり、単一、或いは複数の理由が考えられます。
そういう行為を
口減らし
と言います。
口が減る=食べる人が減るということで良いのかと思います。
そんな話を、今思い出しました。
ちなみに、いかりや氏のお話の続きでは、
色々なことがあって今は99人よりもっと少なくなってしまっているそうです。
とおっしゃってました。