ヌーノベッテンコートシグネイチャーモデルの廉価版であるN2とのことでしたが、不思議な点がいくつかあるため今日はそれを解明して行きます。
ちなみに、N1というものもありますが、それはフロイドローズライセンストレモロではなく、シンクロナイズドトレモロのようなノンロック式のトレモロが付いているためこのギターはそれではないとわかります。
フロントピックアップをエスカッションごと外します。
予想していたギブソンではなくセイモアダンカン製でした!
ギブソン59年製PAFを模したネック用ということですね。
見るからにL-500の類であることはわかりますけど。
ヘッドです。
ちなみに、ゆるゆるでした。
指板です。
そして黒い。
これ、ローズウッドの類ではなくエボニー(黒檀)じゃあ?
やはりこのギター、N2ではなくN4なのでは?
ペグはグローバー製ではなくトレモロもフロイドローズオリジナルではないことから、N4のベーシックなグレードなのかも。
このギター、結局N2ではなくN4だったみたいです。
リサイクルショップの方で間違えたのだと思いますが、恐らく買い取る際にもN2として買い取っているはずなのでちゃんと儲けは出ているでしょう。
以前、別の店でフェルナンデスのピカピカのエレキギターを持ち込んでいた人を見ましたが、500円って言われてました。
3万円クラスのケース付き新品同様がたったの500円かとびっくりしましたが、さらに驚いたのは持ち込んだお客さんが、それでお願いしますと納得していたこと。
安く仕入れて高く売る。
商品販売の鉄則ですね。
可哀想なのはこれを買い取りに出したオーナーさん。
N4なのにN2の金額で買い取られたわけですから。
それでも納得して買ったのだから仕方ないですね。
僕は得をした気分ですが。
それではまた。