楽天市場で一番売れてるエレキギター、サクラ楽器さんのオリジナルブランド、セルダーのストラトタイプを改造します。
色が気に入って衝動買いしたのですが、うまく撮影できませんね。
所ジョージさんのトランザムと似た綺麗な色なんです。

さて、今日はこのギターのピックアップを交換します。

まずピックガードアッセンブリーを外して裏返します。


ハンダを溶かして配線を外す前に元の結線状態をしっかり確認します。
シンプルで色分けされて分かりやすい。

交換用に用意したピックアップはこれ。
スティーヴィーレイボーン氏のお兄さん、ジミーボーン氏が使うTex-Mex。

ギター本体は中古で買ったため、ピックアップの方が高いという逆転現象。

インチサイズのピックアップマウントビスが太く、元の穴には入りません。
棒ヤスリで広げました。
KTCの棒ヤスリは硬く目がしっかりしているのであっと言う間に仕上がりますからオススメです。

ぱっぱとハンダづけ完了。
コイルタップできるハムバッカーと違い配線数が少ないから楽。

とりあえず結線した状態です。

これを束ねてみました。
ループっぽく見えますが、たまたまです。
電気配線をループ状つまり丸く輪っかにするとコイル化するのでノイズの元になりかねませんから注意しましょう。

できれば配線は最短に切って繋ぐのがいいです。

用意した弦はこれ。
アーニーボールのヘヴィボトムタイプ。
巻き弦が一つ上のゲージになってます。

ネックが順反りしていたので、トラスロッドを六角レンチで時計まわりに回して調整。
ペグや各部のネジは前もって増し締めしておきます。

で、完成。
僕には珍しくメイプルネックのギターです。

このネックも衝動買いした理由です。
なんとなく虎目に見えます。

ピックアップの特性です。
フェンダーメキシコ製。

配線図です。
早速音を出そうと思ったところでやらなきゃならない仕事ができてしまいました。

今日は定休日なんだけど、仕事場でギターいじってるからこういうことはよくあります。

もちろん仕事があるのはとても有り難い事で感謝しています。

と言うわけで音についてはまた後日。

ピックアップ自体はドライバーの先でカンカン叩いて配線が間違いなく繋がっていることだけは確認済みです。

平成31年4月1日補足

今日音を出してみました。

ゴトーのカスタムよりはパワーがありませんが、普通のストラトキャスターを少しパワフルにしたような感じでした。

ビックリしたのはノイズがほとんどないこと。

さらに複数弦を順番に鳴らした際にも音が固まりにならずそれぞれ明瞭にしっかりなること。

そしてミドルで指引きのアルペジオをややボリュームを絞り微妙に歪ませた音で弾くと、なんとも言えない切ないトーンを奏でます。

自分が上手くなったかのような錯覚すらあります。

なるほどこういうことか。

一般的なハードロックには歪み足りませんが、ディープパープルをコピーするならいい感じかもしれません。

より歪ませたい方にはゴトーのカスタムがおススメです。





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