ジャンクで手に入れた4320円のアリアプロ2のマグナ。
1時間半かけて清掃、整備した結果をお見せします。
まずは全体。
弦も張りました。
メッキも綺麗になりました。
蛇口みがきで磨いたペグです。
どうですか?
ネックはフレットを紙やすりで磨き、指板はレモンオイルを塗布。
トレモロとノブは装着したまま磨きました。
奥まった細かいところは完全にくすみが取れてませんが全体としてみれば合格点。
綺麗になりましたよね。
奥まった細かいところは完全にくすみが取れてませんが全体としてみれば合格点。
まず巻きがしっかりしてる。
フロイドローズタイプのトレモロに使う際、ポールピース部分、つまりテールエンドを切り落とすのですが、稀に巻き弦が解けてしまいます。
でもこの弦はしっかりしてその兆候すらありません。
けれど、よくみないで張ってしまいましたがこれ、低音弦が太いヘヴィボトムタイプ(009〜046)だったんですね。
その為、普通のエキストラライトゲージ(009〜042)に合わせていると思われるトレモロのバネ調整のバランスが取れず、チューニングを合わせるとトレモロが水平ではなくかなりアームダウン状態に。
真ん中のバネを低音側に斜めがけにしてもまだ足らなかった為、スプリングハンガーを目一杯締め込みました。
その為3弦がギリギリ抑えられる程度にしか被さりません。
これは直せないよな。
タケウチのトレモロでこんなことがあるはずがありません。
もしやこれ、Amazonで売っているノーブランドの奴か?
ワキから見てみました。
これ、中国製の粗悪品だわ。
幅は合ってるのに何でネジ穴ずれるかなぁ。
タケウチのナットはフェルナンデスのように前後長が少し短いから、プレッシャープレートを失くしてしまうと、フロイドローズ用のものでは大きすぎて入らないのです。
ちなみに僕はそれを削って入るようにして使いましたが。
でもこれは嫌だなぁ。
ちゃんとロックしてないかもしれないし。
早急に交換を考えます。